2017年1月19日 投稿者:寝たきりオジサン 投稿日:2017年 1月19日(木)04時25分57秒 通報 今も心に残るぬくもりの一言 (岡山県・高渕さん男性46) (聖教2005/8/31) 33年前、信頼していた音楽隊の先輩が両親への思いを情熱を込めて語ってくれ たときのことを、なつかしく思い出します。当時の私は、少年から青年へと”心 の世界”が変わりつつあった年ごろでした。 父親が商売に失敗、母親の入院とつづき意気消沈していた私を気遣って、その先 輩は何くれとなく激励の声をかけてくれていました。冬の日、音楽隊の練習の後 でラーメンをごちそうになった帰り道のことでした。「この冬も必ず春になるん だ。今は絶望的に思えることも、見事に解決するのが信心です」と車中で言って くれた言葉のぬくもりは、今も心に残っています。 「一人のために、自分に何ができるか」という考え方は、私が、その先輩から学 んだ”信心の骨髄”とも言うべき精神です。 Tweet