2016年12月14日 投稿者:寝たきりオジサン 投稿日:2016年12月14日(水)21時20分28秒 通報 09.02.16 「第23回・少年少女希望絵画展」の入賞者が昨年末に決まり、 年末・年始にかけて「戸田記念国際会館」に展示された。 また、小学生文化新聞主催の「第39回・作文コンクール」の 入賞者も、昨年末に決定した。 絵画展は、全国各地や海外からも寄せられ、応募総数は、 2万8000点。 作文コンクールは、今回の応募総数、約1万6000点。 作文コンクールの、低学年の部で「最優秀賞」をとったのは、 福岡市堤小学校2年の「井上伸明」君。 題名は「ぼくのなみだ」。 昨年のコンクールには、井上君の兄「井上誠一」君が、 「僕とお母さんとホタルブクロ」という題名で、「最優秀賞」を とった。今回は、弟の伸明君が低学年の部で「最優秀賞」、 兄の誠一君(堤小学校5年)が高学年の部で「優秀賞」にと、 兄弟そろっての表彰となった。 井上君兄弟が住んでいるところは、福岡市城南区の堤支部。 なんと、この堤支部で、今回の作文コンクールに7人が受賞。 絵画展にも、井上誠一君が「金賞」。 二羽千広さんが「銀賞」。久原聖哉君、久原優生君、井上伸明君が 「銅賞」と、支部内で5人が受賞をしている。 なぜ、一つの支部で、このようなすごい状況になったのか。それまでの 感動の過程があった。井上兄弟の母・井上えい子さんが、6年前に 乳がんの宣告を受けた。 余命1年の宣告。 宣告を受けた母は、なんとしても頑張ろうと決意。 題目をあげて寿命が延びるように、子どもたちに、池田先生のことを 教えていくのが私の使命と、苦しくとも顔に出さず、戦い続けた。 そして、本幹に、座談会にと子どもたちを連れて参加、 信心と先生の素晴らしさを教えていった。 いつしか堤支部の小年少女部員会には、30人が集まるようになった。 昨年の夏、母・えい子さんは、 1年と宣告された寿命を5年間も延ばして亡くなった。 子どもたちに、池田先生の素晴らしさを教えて…。 弟・伸明君の作文は、お母さんが亡くなる前に書いた作文で、 裏山に行った時の話に、絵をつけて応募した。 井上兄弟は、お母さんが亡くなって悲しいけど、 2人で一生懸命に頑張っている。 井上兄弟のおばあちゃんは、信心に猛反対だった。 二人は、そのおばあちゃんに 「おばあちゃん、一緒にお題目をあげてよ」と言い、 なんと、聖教新聞の啓蒙もした。 2月14日付、聖教・名字の言に、このように載った。 ************************************************************ “人の世界も後継は大事だ。いわゆる入信動機を持たない世代は、 信心の確信をつかむ必要がある。その意味でも、精神的な成長を 遂げる中学・高校生時代は、重要な時期だ。 この時に、親や親族が語り、伝える努力を重ねれば子は信心を理解し 始める。…▽何のために信仰するのか。学会の歴史と精神とは。 師弟不二とは。 伝えるべき時機を逃さず、一つ一つ、丁寧に話していくしかない。 さらに肝心なのは確信と情熱。懸命に祈り、戦う心、広宣流布への 熱い心で語ることだ。 その真剣さが若い命に届く▽大切な後継者だ。偉大な使命を持つ友だ。 誠実にかかわり、創価のバトンを確実に手渡しする責任を果たしたい” *************************************************************** 井上兄弟は、“先生のことを教えていく”との お母さんの熱き思いを胸に、悲しみを乗り越え頑張っている。 母・井上えい子さんの先生の人材として 後継者を育てる戦いが、堤支部内に大きな輪を広げ、 やがて感動が、全国に拡がっている。 (追伸)堤支部の支部長は毎月「少年少女部員会」に出席して 質問コーナーを設け丁寧に応える素晴らしい人との評あり。 Tweet