2016年10月3日 投稿者:無冠 投稿日:2016年10月 3日(月)07時29分4秒 通報 全集未収録のスピーチ144編の各抜粋(聖教新聞 2006.5~2010.4)を掲示します。 2009-7-29 【師弟会館での記念勤行会】 ◆『御聖訓』 「日蓮が一門は師子の吼るなり」 ◆ 師子となりて走れ!勝て! 一、自分が「師子」になる。それが仏法者の心だ。一切に勝ちゆく極意である。 御聖訓に「日蓮が一門は師子の吼るなり」(御書1190ページ)と仰せの通りだ。 戸田先生もまた遺言のごとく叫ばれた。 「創価学会は、戦いが始まったら、全員が師子となれ!」と。 私は、その通りに戦い、広宣流布の大道を切り開いてきた。 日蓮大聖人は「師子の声には、一切の獣・声を失ふ」(同1393ページ)と記された。 師子に恐れるものはない。 師子は走る。どんな相手であろうと、猛然と挑む。断じて勝つ。 また、大聖人は、「師子とは師は師匠子は弟子なり」(同771ページ)と示しておられる。 戸田先生は師子であった。私もまた師子となって戦った。 ともに師子であってこそ、真実の師弟なのである。 皆様もまた、「逆境こそチャンス」ととらえ、何ものをも恐れぬ創価の師子となって、走りに走り、叫びに叫び、断じて勝ち抜いていただきたい。 一、仏道修行にあって、一番こわいのは、慢心である。 慢心が油断を生み、敗北の因をつくる。 大聖人は、「大慢のものは敵に随う(御書287ページ)と喝破された。 信心の上で警戒すべきは、「慢」の心である。増上慢が、仏法破壊するーこの戒めを、ゆめゆめ忘れてはならない。 一、きょうは全国の代表も参加してくださった。懐かしき関西の皆さん! 北海道、東北、関東、東海道、中部、北陸、信越、中国、四国、九州、沖縄、そして東京の皆さん、本当にありがとう! 皆、頑張れ!体を大切に!そして、同志と仲良く、どこまでも仲良く、信心の団結で進め!ーと申し上げたい。 真剣に戦う自分の姿を御本尊にぶつける思いで、祈り抜いていくのだ。 そして最後は、「本当に、よかった!」「最高の戦いができたね!」と肩を抱き合って皆で喜び合えるような、勝利の劇を飾っていただきたいのである。 一、戸田先生は大変なところ、困難な戦いをしているところへ、私を送り出された。 「大ちゃん、君が指揮を執ってくれ!」「大ちゃん、頼むよ!」そう言われて、私にすべてを託してくださった。 私は、どこへ行っても「庶民直結」で進んだ。学会員はもちろん、そうでない周りの方々も大事にした。 真心を尽くし、誠実の行動で、味方を増やしていった。新しい風を起こしていった。 仏法の真髄は「振る舞い」である。わが振る舞いによって、人々の心に、妙法の種を植え仏縁を広げていく。 「ああ、学会って素晴らしいな」という共感を広げていくのだ。 誰もが「負けるだろう」と思っていた「大阪の戦い」では、「まさかが実現」と世間が驚嘆するような大勝利を収めた。 これが師子だ。真の弟子だ。学会っ子だ。 先生は最後は、本当に満足しきって、勝ち誇って亡くなられた。 「大作のおかげだ。私は勝ったよ」ーそう語っておられた。 一、私が第3代会長となり、わが恩師が「戸田の命よりも大事」と言われた学会の一切をお預かりしてより、明年で50年。 この間、妙法の和合の組織を興隆させていくために、どれほどの祈りと、どれほどの智慧と、どれほどの努力を重ねてきたことか。 いよいよ、これからが総仕上げの大切な時だ。日本中、世界中、学会員が、ますます胸を張れるような、広宣流布の立派な基盤をつくり上げていく決心である。 広宣流布のため、同志のため、自分自身のために、一生懸命、戦い抜くことだ。そして断じて勝つことだ。 私と妻は、全同志の勝利を毎日、真剣に御本尊に御祈念している。ともに勝って、またお会いしよう! どうか、全国の大切な同志の皆様に、くれぐれもよろしくお伝言ください。 きょうは本当にありがどう!(大拍手) Tweet