2016年6月8日 投稿者:JACK 投稿日:2016年 6月 8日(水)17時29分22秒 通報 〔天野達志さん略歴〕 愛知県安城市に住む。 地区部長を7年務め、2016年現在は、副支部長を務める学会2世。 2015年に、安保法案白紙撤回を求める署名活動を個人で行い、9000筆を超える署名を公明党本部に提出した。 〔公明党を支援していた頃〕 公明党の党員として、学会員として、集団的自衛権に『反対する』公明党を、2015年まで支援してきた。 〔公明党を支援してきた理由〕 公明党が、池田先生の指導である、平和主義を実現してくれる党だと思っていたから。 〔公明党の変化〕 2015年の閣議決定で、公明党はこれまで反対してきた安保法制に『賛成』するようになった。 なぜ賛成に変わったのか疑問だったが、公明党は、 「新3要件が歯止めになる」 と言い、地元幹部は、 「少数政党ながら、条件を伸ばしてよくやった」 と言っていたため、一度は納得した。 〔疑問再び〕 しかし、ニュースで、3人の憲法学者が違憲と表明したことを知った。 世論調査でも7割が、 『(安保法制の)中身が分からない』 と回答した結果を見て、再び疑問が沸いた。 〔公明党から支持者への要求〕 公明党の公約には、安保法制の記載はなかった。 しかし公明党は、支持者に対し、 『安保法制をもっと勉強してください。』 『安保法制を理解してください。』 と言ってきた。 〔仏法の視点〕 集団的自衛権は、武力によって自衛の行使力を上げるものであり、仏法の考え方とは違う。 〔地元組織の反応〕 地元組織で、この集団的自衛権についてどう思うか聞いた。 その大半は、意見がはっきりしない人、法案を知らない人、公明党を信じたい人の3タイプだった。 〔署名活動を始める〕 集団的自衛権可決の日は、大聖人が国家諫暁をされた日だった。 御書には、 『若し善比丘あって法を壊る者を見て、置いて呵責し駈遣し挙処せずんば、当に知るべし、是の人は仏法の中の怨なり。』 とある。 公明党に、平和の党という立党の精神に立ち返って欲しいから、署名活動を始めた。 署名を開始するにあたり、ゾーン長に相談した。 ゾーン長は、思いを理解してくれたが、 『組織内でやらないように』 と言われた。 だから、自分でホームページを立ち上げ、署名を開始した。 〔署名と共に寄せられたもの〕 ホームページには署名と共に、様々な意見も寄せられた。 『公明党に意見を言っても答えてくれない』 という悩みから、 『天野さんは信心が足りない!(だから公明党を支援することに疑問が出るんだ!)』という意見まで、幅広い意見が寄せられた。 公明党の山口代表に署名を届けるために、毎日祈った。 〔抗議活動に参加〕 集団的自衛権に反対する抗議活動にも参加した。 国会議事堂前で行われたデモでは、自分の思いを掲げようと、三色旗を掲げた。 三色旗を掲げた姿を見た人が、 『デモに三色旗を持っていくな』 と、Twitterで攻撃してきた。 集団的自衛権に反対している人達の間には、学会員であるとかないとかの壁はない。 〔牧口会長は獄死させられたのに〕 デモ参加者には、学会員でない人でも、牧口先生が戦争に反対し、国家権力に捕まって獄死した事実を知っていた。 その事実を知る参加者達からは、 『戦前に牧口会長が獄死しているのに、学会は何をやっているんだ!?』 という声が上がった。 Tweet