2016年7月26日 投稿者:JACK 投稿日:2016年 7月26日(火)23時00分1秒 通報 ――これまでのインタビューの中で、しきりに山崎正友のワナにはまったことを悔やんでおられました。 これは名誉会長自身の心情はもちろんのことですが、加えて進言者がいなかった、もしくは進言したいという者がいても進言する雰囲気が名誉会長周辺になかった、と一般には受けとめられていると思う。 この点はいかがでしょう。 池田 やむをえないと思いますね、そう受け止められても。 だけど、毛沢東の話は古いけど、川の中へ落っこちた場合、賢くなって、もう落ちなければいい、こういうことの積み重ねが第二の失敗を未然に防ぐことになっていくんじゃないでしょうか。 ――そうすると、そういう面では、かなり注意深くなられたということですか。 池田 とくにこれからそうなっていかざるをえないと思います。 ただ、私のだまされやすい性格は変わらないでしょうね。 だから北條さんはじめみんなが、現実に注意をしながら、しっかりと油断しないでお願いしたいという気持ちです。 ――こんどの一連の事件を周辺の人たちがじっと見ていて、それが勉強になればいいなということですか。 池田 ええ。 そういう事態をいくつも経ながら、苦汁をなめてもらうことが、未来への最大の教訓だと思います。 あんまり順調に過ぎた場合に、いつかもっと根本的な破壊にうながる場合があるかもしれません。 またいろいろなことを経験しましたけれども、宗教団体といっても人間の集まりですし、隙間も出ますし、世間知らずもあって、敵はねらいやすいですし、それで書けば売れるし……。 Tweet