2016年6月27日 投稿者:大仏のグリグリのとこ 投稿日:2016年 6月27日(月)15時27分49秒 通報 日蓮仏法は一人の人間における正しい人生の目的を教え、 人々を目覚めさせて、絶対的幸福境涯への道を解き明かした生命哲学であり、 それを世界に伝えているのが池田先生を中心とする創価学会です。 それはまた、苦の人生から楽の人生への道であり、狂気の人生から正気の人生への転換でもあるのです。 さて、話は変わりますが、 大聖人から唯一〝修利槃特〟のあだ名を付けられた富木常忍(御書九七六頁)は、 母の三回忌追善法要のために、身延にいる大聖人に供養の品を届けたことがありました。 その供養の品々の返礼として、富木常忍は大聖人からお手紙(御書九八二頁)を頂いています。 その手紙の内容を簡単に説明すると、 法華経で説かれる〝相対種(そうたいしゅ)の成仏〟と〝就類種(じゅるいしゅ)の成仏〟の二種類の成仏について 問答形式で説明されながら、特に〝相対種の成仏〟を通して、末代凡夫の即身成仏の法門を教えられました。 そして、相対種の成仏の法門を聞いて始めて、真の意味で法華経を聞いたことになる。 なぜなら、法華経は万人成仏の経典であり、仏の出世の本懐は「一仏乗(即身成仏)」を説くことにあったからだ。 だから凡夫の即身成仏を可能にする〝相対種の成仏〟の法門を聞かない限り、 その他の法華経の法門を聞いても、法華経を聞いたことにはならない――というものです。 いったい〝相対種の成仏〟とは何でしょう。 むずかしい話はなるべく避けて話を続けます。 Tweet