投稿者:信濃町の人びと 投稿日:2016年 2月25日(木)09時19分20秒 編集済

■師弟とは勝利へと導く強い引力

私の師匠は、戸田先生である。自分で決めた師弟の道である。
ゆえに、戸田先生にぶつかっていき、戸田先生と命でつながっていくことが、私にとっては、もっとも大事なことであった。

そして戸田先生から、「大作、よくやったな!」とほめていただければ、それで良かった。その一点だけであった。
そこから、厳然と「師弟不二の道」が開かれていったのである。

どんなに立派そうなことを言っても、格好よく見えても、根本に「師弟不二」がなければ、いつかは、行き詰まる。結局は、自分勝手になり、仏法の正しい軌道から外れてしまうものだ。

「師弟」には、偉大な力がある。それは、引力のように正義の方向へ、勝利の方向へ、人間革命の方向へと引っ張ってくれる。

「師弟」に生きる人は強い。断じて、勝っていける。
私は、師弟の道に徹しゆく本物の「師子」をつくりたい。一騎当千の力のある師子を育てたい。

いかなる嵐にも微動だにしない、正義の師子を、一人でも多く育てていきたいのだ。それが今の私の願いである。

~池田大作全集98巻
総東京代表協議会 (2005年4月4日)~