投稿者:まなこ 投稿日:2015年11月 6日(金)20時01分35秒   通報
名誉会長: 女性がそこまで頑張らなくてもいいように、男性が頑張らなくてはいけない。女性に甘える男性なんか最低です。

遠藤: そして「母とは伽利帝母なり」(御書 p778)。これは鬼子母神のインドでの名前です。「ハーリーティー女神」と言って、もともとはガンダーラ地方(現在のパキスタン北部)で信仰されていたようです。

須田: 仏典では、「人の子を取って食う」鬼神として描かれています。釈尊がそれを見て、鬼子母神の末っ子を隠します。
鬼子母神は嘆き悲しみ、釈尊は「たくさんの子どもの一人がいなくなっても、それほど悲しい。それならば、子どもを、お前に取って食われた親たちの悲しみは、どれほどかわかるか!」と叱ります。こうやって改心させたという有名な話です。

名誉会長: わが子だけを溺愛し、人の子のことはどうでもいい —- 鬼子母神は、母性の悪い面を象徴している。
わが子への愛を、他の人への人間愛にまで広げれば、悲母観音であるし、菩薩です。  大聖人は「悪鬼」の「鬼子母神」を、逆から読んで、こう仰せだ。「神とは九識なり母とは八識へ出づる無明なり子とは七識六識なり鬼とは五識なり」(御書 p778)やさしく言えば、「九識」とは「仏界」です。
生命の奥底にある仏界を湧現していけば、八識(阿頼耶識)が変わり、七識(末那識)が変わり、六識が変わり、五識(眼・耳・鼻・舌・身の五識)が変わる。全部、清浄となり、善の働きになる。
妙法によって、善鬼になるのです。こちらが「断じて戦う!」という信心をもっていれば、悪鬼も善鬼になる。障魔も家来にできる。
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「御義口伝」から
第四受持法華名者福不可量の事
御義口伝に云く法華の名と云うは題目なり、者と云うは日本国の一切衆生の中には法華経の行者なり、又云く者の字は男女の中には別して女人を讃めたり女人を指して者と云うなり、十羅刹女は別して女人を本とせり例せば竜女が度脱苦衆生とて女人を苦の衆生と云うが如し薬王品の是経典者の者と同じ事なり云云。(御義口伝 p778)

第四「法華の名を受持する者を援護する福徳は量りがたい」について
御義口伝には、こう仰せである。
「この文で『法華の名』というのは、題目のことである。『者』というのは、日本国の一切衆生の中では法華経の行者のことである」
またこう仰せである。「『者』の字は、男女の中では、とりわけ女性を讃められている。女性を指して『者』というのである。十羅刹女の守護の誓いは特に女性を中心としている。例えば、竜女が『苦しむ衆生を救う』と誓っている場合に、女性を指して『苦しむ衆生』といっているようなものである。薬王品の『この経典を受持する者』の『者』が特に女性を指しているのと同じである」と。
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斉藤: 釈尊のおかげで、鬼子母神たちも善鬼になったわけですね。

名誉会長: そして、この善鬼たちが護る相手もまた、特に女性なのです。女性の身で広宣流布に励む人を譲るのです。
大聖人は「別して女人を讃めたり」「別して女人を本とせり」(御書 p778)と断言しておられる。
総じては男女両方を護るのだが、別しては女性を護るのです。

遠藤: そう言えば、大聖人が「必ず十羅刹女が護りますよ」と励まされた相手は、女性が多いように思います。「経王殿(四条金吾の娘)」「乙御前」「日女御前」「妙密上人と婦人」などです。

名誉会長: 女性を護ってもらいたい。
私は、いつも「十万の諸仏よ、諸天よ、学会の婦人部、女子部を、護りに護りたまえ。無事故で、健康で、福徳に満ち満ちて、幸せでありますよう、力を尽くしたまえ」と祈っている。いな叫んででいる。 吼えるがごとき思いで、訴えています。全幹部が、同じ心であっていただきたい。