投稿者:ジョーカー 投稿日:2014年11月20日(木)22時35分53秒  

昭和54年4月当時の聖教新聞の切り抜きを所有しています
会長辞任に対して、「全国の皆様へ」という池田名誉会長のメッセージを少々紹介します

辞任した理由について

・第一は、私自身、会長に就任して以来十九年、一人の人間の在任期間として余りに長すぎるということであります。その間、皆様方にはご無理を願ったり、ご迷惑をおかけしたり、まことに申しわけなく思っております。私にとっても悔い多く、反省多き昨今でありますが、私も、正法広布のため、また恩師の理想実現のために、活躍させていただいたつもりであります。
 しかし、正直いって体も限界にきております。生来、病弱な体を大御本尊の功力と皆様方の応援で、ここまで健康にしていただきました。その大恩のためにも。まだまだご奉公していかなければならないと決意しておりますが、学会の恒久的安定を考えると、私がまだ健康でいる間に次にバトンタッチし、その新しい学会が、御宗門のため、社会のため、会員諸氏のために、活動していく姿をば見守らせていただくことが一番正しいと、ここ数年以来熟慮してまいりました。

・第二に、四十五年以来の懸案であった社会と時代の要請に応える学会の制度・機構の改革も、ここ十年来の着実な積み重ねにより、着々と実体化し、それらを踏まえた会則も、多方面の方々と相談しながらこのほど制定される運びとなり、次代へ向けて全員で協議し合って進みゆける一つの段階の整うことができました。その理由からも、これからは、学会の前途に対し、会の運営については安心して託せる展望ができたからであります。

・第三として、これは少し個人的なわがままになるかと思いますが、私自身も近年、仏法を基調とした平和と文化・教育の推進に微力ながら力を注いでまいりました。この広宣流布の一次元の活動は、今後、日本のため、社会のため、世界の平和のために、是非、更なる道を開いておきたいと念願しております。それには時間的に余裕をいただきたい。また、一緒に活動してきた、全国にわたる功労者のご家庭にも、激励やらお見舞いにうががえればと、願っております。そのほか執筆等も、自由にさせていただきたいと思っております。
 なお、この際、会長辞任と合わせて、私は二十二日、御法主日達上人猊下に法華講総講頭の辞任を申し出ました。
 これは、近年、御宗門との関係で、皆様方に多大なご心労をおかけし、御法主上人猊下の宸襟(しんきん)を悩まし申し上げてきたことに対し、過去の経過の一切の責任をとらせていただくものであります。

::::::

上記が聖教新聞で発表された表向きの辞任理由です。

本当の情報は隠されています
それは現代も同じであります