投稿者:ジョーカー 投稿日:2015年11月12日(木)22時37分11秒   通報

これからの学会は、「師弟第一主義」の組織は発展し、「組織第一主義」の組織は衰退する。現場レベルでこのような二極化がなされ、明暗が分かれることでしょう。所詮は仏と魔との闘争であるが故に、師を第一とする仏の心と、組織の秩序を第一とし、時に、師の心を死すことも厭わずという魔の心との壮絶な戦いである。

師弟第一主義の組織には、歓喜と躍動があり、組織第一主義の組織には、「仕方がない」が溢れ、歓喜はない。組織第一主義の根底にあるのが54年の命である。この命を断ち切り、師弟第一主義が根底となった組織だけが発展することができる。もしも現場に山本伸一がいたら、組織が衰退することなどありえるだろうか。師弟第一主義の山本伸一の一念と同じであるならば、必ずや組織は発展し、歓喜が溢れ、多くのメンバーが功徳を受けることができます。

人は楽しいところに集まり、暗く、陰湿なところは避けていきます。新しい人材が続々と増えていくことがないのであれば、それは衰退を意味し、組織第一主義に陥っている可能性が高いです。組織第一主義の土壌では、どんなに頑張っても、結果を出すことは出来ない。ここでいう結果とは、数字上の結果はもとより、メンバーの功徳の体験である。数字はごまかすことは可能であるが、歓喜のない信心には、満足のいく功徳は生じない。無理やり出した数字の結果の弊害は必ずあらわれ、組織の体力を奪ってしまう。その先にあるのは衰退である。

「納得」がなければ人は動かない。組織の力の論理で人を動かそうとすると、良い人材は離れていく。今の学会は、組織第一主義に染まっており、体制側の人間は、それを意識できていないように思える。きっと54年当時も同じで、組織を守ることが、師を見殺しにする結果となることなど、考えることができなかったのではなかろうか。師弟の信心か、組織の信心か。自分の一念がどこにあるかを意識できれば、そこから人間革命のドラマが始まる。

教義変更や安保法制の件で気になるのは、反対や懸念の声をあげる人が、あたかも悪いかのような空気が作られていることである。組織が決めた方針に疑問を持つこと、賛成できないほうが、どうかしているという論法で進んでいるように思える。丁寧な説明や、納得のいく対応をするわけではなく、逆に、仏敵扱いしたりと、めちゃくちゃではないか。まさに、組織信心の成れの果てといったところだろうか。

自身にとって一番大切にするべきものは何か。即ち、何を肝心要に置くかが、その人の器である。創価学会は、師弟を大事にする宗教であり、根幹としている。であるならば、師の精神を体現していく中に、創価の魂はあり、師弟不二でなければ学会はダメになる。私はそのように教わりました。