投稿者:ジョーカー 投稿日:2015年 9月26日(土)12時53分31秒   通報

・うらら様

問題提起ありがとうございます。所謂、「善の連帯」を構築していくことが、これからのテーマですね。創価学会においては、打ち出し以外の行動をすることは何であれ、あまりいい顔をされません。外は元より、中においても、組織だって物事を企画すると、「組織内組織」と批判される恐れがあります。例え、内容が、唱題会や、御書講義という真っ当なものであったとしても、権限(役職)のない人間が遂行すると、内容を問わず、却下されたりします。こういうことにものすごく敏感で、本音は、「余計なことをせず、打ち出しの範囲内で頑張ってほしい」ということです。

善の連帯を構築するには、あくまでも個人間のつながりでなければ、揚げ足とられてつぶされます。集まりの「~会」という名前を付けただけでも、組織内組織として認識され、組織の和合を乱す、危険分子というレッテルを張られることも十分あります。ここが要注意です。私も現在、御書講義をしておりますが、こういうことも考慮した上で、個人と個人、プライベートでの講義であり、組織という括りでは推進していません。これが発展して「御書の勉強会」という組織だった形となってしまうと、問題視されます。想像以上にうるさいのが創価学会という組織であることを認識する必要があります。

そういう意味で、善の連帯とは、組織上でのつながりではなく、あくまでも個と個の、人間どうしのつながりということです。だからこそ一層構築することは難しく、組織ありきではなく、人間ありきの真のつながりなのです。組織上での同志の関係をさらに深めた、「仲間」というカテゴリーに属すると言ってよいでしょう。54年の命の人間とは仲間にはなりえない。チャンネル違いなので分かりあえない。

善の連帯を具体化し、形にしていくことができるのかどうか。私は、内部の悪と戦える真の同志の連帯である、「善の連帯運動」を提唱したい。善の連帯といっても、心から分かり合え、同じ一念に立てる仲間をつくっていく以外にない。具体的な方法として、一人が二人の真の同志をつくる。そしてその二人が、それぞれ二人の真の同志をつくる。その連続により、燎原の火の如く善の連帯が拡大していく。そして、ある一定数に達した時、ティッピングポイントの原理により、創価学会は三変土田する。一人がやることは真の同志を二人つくることであり、無理なく推進できる。大々的に集まる必要もなければ組織する必要もない。個々のつながりによる根っこからの変革運動であり、水面下の戦いであります。

宿坊の掲示板の閲覧者それぞれが、善の連帯運動を推進したら、どれほどのエネルギーとなるか。組織を変えようとすると抵抗に遭い、つぶされる。正面からの改革は十中八九失敗するようにできている。無理なく楽しく善の連帯を広げていくことが、結果的に組織変革へとつながる。きっと全国全世界には、「そういうの待ってました」という人が沢山いることでしょう。自分が主体者となり、二人の味方をつくること。ここからすべてがはじまるわけです。

善の連帯運動を聞いて、心が躍動した人こそが、新時代を創れる人である。悪の連帯を打ち破るには、善の連帯が不可欠です。圧倒的スケールで善の連帯を構築し、足下である、身近な二人を仲間にし、広宣流布の新たな流れをつくること。これぞすべてをひっくり返す「善の大逆転劇」であり、奥の手なのです。