投稿者:虹と創価家族   投稿日:2015年 8月29日(土)02時38分41秒     通報 編集済
>「抑止力を高める、と言いますが、抑止力とは軍事力のことでしょう。来年度の自衛隊の予算は500億円増で閣議決定されています。軍事力を高めながら平和を語るのは、あきらかに先生の指導に反するし、多くの憲法学者が違憲とする法案を推し進めるのはおかしいのではないですか?<

おっしゃる通りです!

公明党DVDを見て未だに現場会員が「抑止力が軍事力(自衛隊の防衛力・武力・戦力)」と理解していない。
公明党は不親切極まりない、説明不足というよりこれではペテンに近い!
自分も幹部に「抑止力を具体的に説明してください」と、聞くところから話をしています。

しかし>来年度の自衛隊の予算は500億円増で閣議決定<とは、愚かな軍備競争の始まりですね。
公明党を支援する学会員の手により、軍縮どころか、軍備増大の道を歩み始めました。
公明党を支援する学会員は「自衛隊の予算増は、国民の命を守る防衛のために必要です。戦争をするわけではありません。」と口をそろえて言い訳しそうですね。

500億円もあるなら、被災地や近年連発している自然災害で苦しんでいる地域の為に使って頂きたいものです。
さて、軍事予算については、トインビー対談で下記のように厳しく書かれています。

【池田大作全集 第三巻 二十一世紀への対話 4〝平和憲法〟と自衛 P.366~367】

トインビー:
ほとんどの政府が、そしてほとんどの個人が、今日、主権国家間での、一国による他国攻撃が罪悪であることを認めています。
戦争目的のためにつくられた国家の省庁や国家予算が、今日では一般に〝戦争省〟とか〝戦争予算〟とかの名称をもたず、
ましてや〝侵略省〟とか〝侵略予算〟などど呼ばれず、〝国防省〟とか〝国防予算〟などと名づけられていますが、これは意味深長なことです。

名誉会長:
おっしゃる通りであり、国防のためだから、国民の税金を軍備の拡充のために注ぐのは当然だという、政府・権力者の言い分は、まやかしにすぎません。
それにもまして悪質なのは、国を防衛するためといって、青年たちに生命の犠牲を求めるペテン行為です。(中略)
本当に〝防衛〟のためだった例は、きわめて稀でしかなかったのではないでしょうか。

トインビー:
ところが実際には、防衛のための編成・装備・徴兵と、攻撃を意図した同様の準備とを、予め区別することはできません。
それゆえ、うわべは防衛を装った準備が、じつは攻撃を意図したものであるかもしれない、という疑惑を呼ぶわけです。
そこで、これを脅威とする国は、それに抵抗する準備を始めることになります。こうして、ひとたび軍事競争が始まると、
競争国のいずれかがこの競争に勝とうとして奇襲攻撃をしかけ、これを予防戦争と称して侵略行為を正当化しようとしがちになります。