投稿者:悪汁ブシャー   投稿日:2015年 8月27日(木)14時27分49秒     通報 編集済
皆様、お久しぶりです

昨日の出来事です・・・

会合終了後に若い地区部長が(私ではありません)ご年配の本部長に第三文明を片手に噛み付いていた
まとめると
・第三文明の 9 月号に日本会議という団体について記事があった

・なんでこんな危険な考えの団体関係者の閣僚が八割を占めるような内閣で、その考えに引きずられて安保法制を一緒になって推し進めているのか

・今回の安保法制については、スッキリ納得していない

・記事にある日本会議の考えがどんどん実現しているのはどういうことか

・こんなの安保法制、賛成・反対が一人歩きしているが、我々にとっては神札問題と同じじゃないか

・そこまでして与党に残りたいのか

などなど、相当激しく、大変にお怒りのご様子
当たり前といえば当たり前だが

本部長は
・だからこそ公党が与党に残らなくてはいけないんだ・・・

そんな感じの苦しい返答

地区部長は全く納得していないご様子

解散してから本部長に「荒れてましたね」と声をかけてみた

本部長が「出してきたのが第三文明って・・・苦しいよ・・・味方に後ろから斬りつけられた気分だ、現場は大変な思いをして理解を求めているというのに・・いったい何を考えてるんだ」

と現場の苦労を全く理解していない記事にあきれていた

そう記事は、学会系の書籍にある記事
まさか、第三文明が安保法制反対を表明したわけでもあるまい
まして、こうした記事を載せたことに対して本部からの圧力はないのだろう
でも、現場は困惑している
いったい、どうなっているのか

早速、帰宅して確認をしてみた・・・
正直な感想
「オォ・・・・すげえ・・・ワラ」

第三文明 9 月号 特集 知性ある生き方
66 P~ 68 P(より一部抜粋して引用します)

『政権中極まで菓くう「日本会議」の実態と危険性とは
会社員 / 著述家 菅野 完 氏

「日本会議」の淵源

―近年、国の重要な政策に深く関わっている実態があるにもかかわらず、日本会議はこれまで
マスコミなどにあまり取り上げられないできました。
どういう背景があったのでしょうか。

菅野 完
日本会議についてまとまった研究が存在しないのは事実です。それでも学者やジャーナリストたちは、
その存在に早くから気づいていました。しかし、現実として、彼らの主張があまりに荒唐無稽に
見えたので、まともに相手にされてこなかった面があるのだと思います。

近年、自民党を支える諸団体も、高齢化の波を避けることができず、どこも集票団体としての能力を
落としています。そのなかにあって、保守系のさまざまな宗教団体をバックにしながら、一定の勢力と
影響力を保持し続けられているという点で、日本会議の存在感が相対的に増してきたのでしょう。
現に第三次安倍政権の閣僚のうちおよそ八割が日本会議に所属しています。また、今回の安保法制議論で
自民党が国会に招請した百地章・日本大学教授も日本会議のフロント組織の幹部であるなど、今やあちこち
で関係者をよく見かけます。

日本会議の前身は保守的な思想を持つ各種宗教団体の連合体である「日本を守る会」 ( 一九七四年結成 ) と
保守系文化人や旧日本軍関係者の集まりである「日本を守る国民会議」 ( 八一年結成 ) という二つの団体です。
両団体とも事務局を担っていたのは同じ人たちでした。むしろそれなら一本化しようということで、九四年に両団体が統合され日本会議が生まれたのです。

以来、九九年の国旗国歌法の制定、教育基本法改正、南京事件などに代表される歴史認識問題における諸活動、外国人参政権や夫婦別姓への根強い反対運動、首相の靖国参拝の後押しなど、彼らは多くの運動に関わってきました。現在全国レベルで熱心に取り組んでいるのが、彼らの悲願ともいえる憲法改正間題です。
来年の参議院選挙をその重要な節目と位置づけ、一〇〇〇万人分の署名を集めるべく、活動を続けています。
(中略)
日本会議の危険性とは

―特殊な思想的バックボーンがあったことはわかりました。
現在の日本社会における日本会議の危険性はどのへんにありますか。

菅野
まず前提として、日本会議は神社本庁や霊友会などさまざまな勢力がまとまってできていますので、決して一枚岩ではありません。考え方にも幅があります。

そのうえで、おそらく日本会議全体に共通しているのは、「女性差別」「男尊女卑」の思想です。戦前の「家」
制度のようなものを本気でよしとしています。当然、彼らは多様な家族のあり方や、個性の尊重といった考
え方を否定します。夫婦別姓を推進する話や、 DV 防止法などが出てくると、全力でつぶしにかかってくる
のです。たとえば男女共同参画会議の委員に、日本青年協議会のメンバーでもあった明星大学教授の高橋史
朗氏をしっかりと入れ込んでくる。

さらに中核となっている日本青年協議会のメンバーは、日本国憲法を否定する根強い心情を持っています。
「生長の家」の創始者・谷口雅春氏が終戦直後に唱えだした「日本は先の大戦では負けてない。しかしこんな?憲法を押し付けられてしまった。明治憲法に戻すべきだ」という考えをいまだに信奉し続けています。

このように、日本会議の大きな問題は、「生長の家」の原理主義者たちが中枢にいるということでしょう。
ちなみに現在の教団としての「生長の家」は世代が変わり、政治から距離をおいています。そのため今の日本会議の参加団体ではありませんし、直接の人的関係もありません。しかし、日本青年協議会は教団本部の路線変更をよそに、″生長の家原理主義″ともいうべき考えを信奉し続けており、彼らが現在の日本会議の中枢、あるいは安倍内閣の要所に位置していて、現政権に大きな影響を与えているのです。

彼らにとってもともと創価学会は、共産党と同じような敵対者としての位置づけでした。昔の公明党はか?
なりリベラルでしたし、宗教界においては戸田会長時代からの創価学会の大進展が、畏怖される対象となっていました。

そもそもそうした感情を持っているので、現在の自公連立政権を快く思っていません。もしチャンスさえあれば公明党を引きはがし、下野させようと画策していると思われます

―日本会議に関心を持ったきっかけは何だったのでしょうか。

菅野
あるとき、さまざまな分野で同じ人たちが活躍しているのに気づいたのです。たとえば改憲運動に出てくる顔と、女性差別的な主張をする人の顔が同じだったりするのです。その根っこをたどると日本会議にたどりついた。

先ほど申し上げたとおり、彼らのいちばん熱心な分野は女性問題だと思います。不思議なことにいわゆる
「ネトウヨ」 ( ネット右翼 ) などと違って、排外主義的なことはあまり言わない。でも従軍慰安婦問題などは、 強く声を上げている。これは彼らが従軍慰安婦問題を歴史認識問題というよりも、女性問題として認識して?いるからでしょう。″体を売っていたような女だったお前たちが今さらふざけるな゛という女性差別的な心?情が見てとれます。
(中略)
極めて古典的な「日本型組織」といえるでしょう。しかし、この「実直」「真面目」と いった印象の奥に、自ら決してその「正体」を積極的に明らかにしようとはしない、特殊な宗教的思想があることは見逃せません。また、この思想のなかに反知性主義的な傾向を持ちあわせていることにも留意が必 要でしょう。』
(以上、一部引用終わり)
地区部長のお怒り、神札問題云々、もごもっとも
今夜会うので、ちょっと教学部レポートを語ってみようかと思う

本部長が示した呆れ顔を見ても、地区部長に呆れたというより、学会系の書籍が現場の活動そのものの
邪魔になっていることに呆れている様子だった

そういえば、先月の第三文明も木村草太氏の記事載せてたな
第三文明からの何かのメッセージなのだろうか・・・
「ウチはSとは全く無関係です!」とか・・・ワラ