投稿者:ジョーカー   投稿日:2015年 8月18日(火)00時28分4秒     通報
日本の創価学会は上意下達の組織であり、長の一念に呼吸を合わせていくことを重要視する。いかなる無茶な打ち出しがあろうともすべて信心でとらえ、「はい、喜んで」と引き受けていく人材が重宝される。そしてこのような人材もまた、幹部になれば同じような人材を求めていくものである。

いかなる組織にも風土というものがあり、日本の創価学会の風土というものは、打ち出しにいかに自分を合わせていくかであり、自分の頭で考えるということは二の次となる。こういう風土に染まりすぎると、組織の方針と自分の思考が同一となり、結果、「あなたはどう思うのか」がなくなっていく。これを思考停止ともいい、活動家が陥りやすいポイントであるので十分注意したほうがよいでしょう。思考停止に陥ると、考えるということができなくなるので、人の話を聴けなくなる。

何事であれ、賛成・反対・中立という三つの角度から検証し、自分の考えを構築していくものであり、一方的な情報だけを鵜呑みにすることは、それは考えているとは言えない。このレベルではもはや21世紀では通用しないことにいかに早く気付くかが勝負でしょう。思考停止の話を聴けない人間だらけになってしまったら、発展するものも発展しない。

創価学会は人間主義であり、民主主義であることが当然の団体です。いろんな意見があっていいし、むしろなくてはならないでしょう。ましてや、教義変更や安保法制の問題は、賛否が分かれるのは至極当然の事項であり、反対の声明が出されるのは普通であり、健全です。民衆が賢明になればなるほど、様々な考えや視点が生み出され、その中から新たな価値が創造されていく。まさにそれこそが創価学会であり、権威主義や官僚主義で縛ることなど絶対にできません。そもそも仏法というものは、人を縛るものではなく自由にするものであり、あらゆる考えを包含できてこそ世界宗教といえましょう。

第六天の魔王との戦いにおいては、民衆が賢明になっていくしかありません。そのためにはあらゆる角度から検証し、「あなたはどう思うのか」という自分自身の考えを構築していくことが重要になります。考えることは労作業であり、面倒なことではありますが、これができなければ魔王を見破ることすらできないでしょう。多数派に流され、また、時代に流されていくような軟弱な頭脳では、広宣流布どころではなくなります。愚かであっては騙され、不幸になるだけです。

思考停止すればするほど魔王は喜びます。魔王の敵は民衆を賢明にしようとする人です。なぜなら、民衆が賢くなってしまったら、自分の正体がバレてしまうからです。現在の創価学会は権力からの迫害がないどころか、むしろ権力側の団体です。第六天の魔王は権力側と相場は決まっていますが、果たして魔王は存在するのかしないのか。よくよく思索していくところだと思います。

広宣流布を推進していくのならば、必ず三類の強敵と対峙することになる。現代の三類の強敵は一体いかなる姿で現れるのか。もうすでに、あなたの目の前にあらわれているのかもしれません。ただ、気付かないだけだったら、これ以上のホラーはないでしょう。