投稿者:虹と創価家族   投稿日:2015年 8月 1日(土)16時27分55秒     通報
池田大作全集3巻【対談】二十一世紀への対話 P.365~366

〝平和憲法〟と自衛

名誉会長:
歴史時代に入って以来、およそ国家と名のつくあらゆる国は、自衛のためと称して武力をもってきたと思います。武力は国家の力の代表のようにさえ考えられてきたようです。現代も、それは例外ではありません。というより、むしろ現代に至って、科学技術の発達により、武力はかつて想像もしなかったほど強大になり、それに要する出費は膨大なものになっております。
とくに、米ソ英仏中のいわゆる核大国が装備している武力は、他国による侵略の防衛という概念をはるかに超えて、もしその力が行使されれば相手国はもちろんのこと、自国を含めた全人類の生存を脅かす規模と質のものになっております。もはや現代における武力は、既成の、歴史的に馴れ親しんできた防衛力という考え方とは異質のものになってしまっている、と考えなければならないでしょう。つまり、武力をもつ大義名分は、現代においては、すでにその根拠を失ってしまったと私は考えるのです。

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「防衛力」についての池田先生の考え方です。
心ある会員の方は、ご思索頂ければ幸いです。

先ほど国会での先制攻撃についての論議を見ました。
哲学なき論議に安倍政権の底の浅さが見えてきます。

池田思想を失った公明党議員が、自民党と共に泥の船で太平洋に漕ぎ出した。
しかも多くの学会員を一緒に引き連れて。