投稿者:ターミネーター   投稿日:2015年 6月30日(火)23時12分28秒     通報
『読売新聞 2001年7月4日 池田名誉会長インタビュー』

【創価学会】

―― 公明党の役割は。

池田名誉会長「あくまでも中道(路線)だ。小泉政権は右傾化の体質をもっているとの声がある。アジアの危惧を払拭し、良好な関係に持っていくかじ取りをしなくてはならない。公明党の役割は大きい」

【憲法改正】

―― 憲法改正について。

名誉会長「大事なこと問題はあせらない方がいい。平和憲法は世界に評価された。簡単に改正する考えは持つべきでない。特に九条は(文言を含めて)堅持した方が得だ。(ほかの条文も)あまり悪い点はない憲法だ」

―― 公明党は論憲だが。

名誉会長「国民的視点で論議することは結構だが、憲法を変えずとも国民の生や利益のためにいくらでも方法はある」

【創価学会】

―― 創価学会が果たしてきた役割について。

名誉会長「(日本を)極右にも極左にもさせなかった。平和に対する貢献をした」
『毎日新聞 2001年9月25日 池田名誉会長インタビュー』

【政治】

岩見特別顧問「公明党は最近、宗教政党らしい純潔性とか寛容さが感じられなくなって、自民党や民主党と同じ普通の政党という印象ですね。惜しいなあと感じているんですが」

池田名誉会長「全く同感です。私もそう思っています。そうなると何の魅力もなくなる」

【憲法】

岩見「仮に首相公選制を導入するとなると、憲法改正を必要としますね」

名誉会長「そうなんです。私は絶対に第9条だけは変えてはいかないと思います。その他は、やむを得ない場合があるかもしれないが」

岩見「憲法を見直すこと自体はいいと」

名誉会長「その通りです。論議は結構だ。9条は変えてはいかない」
『西日本新聞 2001年12月4日 論 対談2001 池田名誉会長』

玉川孝道西日本新聞編集局長「自衛隊がインド洋に向かっている。憲法改正問題、とくになし崩しのきゅう9条改正につながらないか懸念が出ている」

池田名誉会長「これは日本にとって重大な問題だ。確かに、国際化の流れとともに、GHQが作ったといわれる憲法を変更すべきだという意見もある。その気持ちも分からないではない。ただし、戦争に道を開く可能性がある改正には絶対に反対すべきです。私も戦争でつらい思いをした。灰色の青春だった。第9条の理念、精神性だけは絶対変えてはならない。この条文は、全世界、人類にとっての先駆のものだ」

玉川「憲法論議のほかに教育基本法改正が諮問された。「拙速を慎むべき」と発言されているが」

名誉会長「私が心配するのは、これを突破口にして憲法改正に入ろうという考えがみえることだ。基本法の見直しを改憲につなげようという政治的思惑には絶対反対する。教育を国家主義的な方向へと逆行させることはあってはならない」