投稿者:ダメよ~ダメダメ   投稿日:2015年 6月30日(火)14時03分9秒     通報 編集済
を祝して2004年8月31日「学生部の日」を記念して池田先生が寄せられた「偉大なる才知の学生部」「若き精神闘争の戦士よ! 正義の剣を振りかざせ」(学生部指導集「正義の先陣」P318~P321)より後半部分を抜粋アップさせて頂きます。

以下、引用
「学は光」であり、「知は力」である。

学理、道理には、国境を超えて、万人を納得させる普遍の光がある。暴君さえも屈服させる正義の力がある。

世界の広宣流布は、「普賢菩薩の威神の力に依る」(御書全集七八○ページ)と、蓮祖は明言された。

「普く賢い」英知が、絶対に必要なのである。

濁世の末法だ。「才能ある畜生」の如き似非(えせ)インテリの悪事は、ますます多くなっていくであろう。

しかし、だからこそ、その悪を断じて許さぬ真正の英知の英雄、無限の力である戦う知性が、涌出しなければならないのだ!

「智者と申すは国のあやうきを・いさめ 人の邪見を申しとどむるこそ智者にては候なれ」(同一一五六ページ)と、蓮祖は断言なされている。
これまた、知性の学生部が心すべき、重要な一節である。

大聖人は、民衆を幸福の王道へ導かんと、「日本第一の智者たらん」との大誓願を立てられた。そして、その根本の法を求めて諸国を遊学され、一切経を学びに学ばれた青春であられた。

学ぶのだ、民衆のために!

学ぶのだ、勝利のために!

「悩める一人を幸福にするため」に、貪欲に学ぶのだ。
いかなる苦悩の闇夜をさまよっても、君よ、この「何のため」という、動かぬ北極星を見失ってはならない!

戸田先生は、荷車を引いて働きながら、苦学の時代を過ごされた。その時の写真を関西の青年

に贈り、“行く手に逆巻く、風や嵐を恐れずに進め!”と励ましてくださったこともある。

私も苦学した。働きながら夜学に通った。恩師を支えるために、途中でその夜学も断念した。だ

が、学ぶ戦いは、絶対にやめなかった。
そして、わが師の個人教授「戸田大学」という稀有の大学で学び通した。

一点の悔いもない、最高に幸福な青春だった。私には、師弟勝利の使命の光が輝いていたからだ。

尊い使命の君たちだ。

一にも二にも、自身を鍛えねばならぬ。“鉄は熱いうちに打て”だ。心も、頭脳も、今こそ鍛え抜くのだ。

今や、学生部の連帯は、全世界に広がっている。

南北アメリカでも、ヨーロッパでも、アフリカでも、アジアやオセアニアでも、妙法を持った学徒が、大仏法の哲理を学び、正義の対話を広げている。

また、日本では、これまで優に三百を超える「大学会」が結成。大情熱のスクラムを燃えたぎらせている。

諸君には、貴女たちには、誇り高き母校がある。そしてまた、一生涯を貫く「学生部出身」「女子学生部出身」の原点がある。

さあ、広布に走れ!

君たちは「次の五十年」を担いゆく、二十一世紀の広布責任世代だ!

ゆえに君たちよ、快活に、また勇敢に、友情の輪を幾重にも、世界中に拡大し抜いていくことだ。

それが、必ず広布の大波となり、夢に見た人間主義の人類史に輝き残る勝利となっていくことを忘れまい。

自身、苦学の青春を生きた歴史家ミシュレは、学生たちに烈々と訴えた。

「あなた方、若い人々なのです! 未来への責任を担うべきなのは。世界はあなた方を必要としています」

使命深き、妙法の学生部の諸君よ、偉くなれ! 強くなれ! 勝ち抜け!

そして、人のために、平和のために、邪悪を倒しながら、一生を大きく高く築き上げ、笑みをたたえて飾りゆけ!

君たち、貴女たちが勝利へ、また勝利へと乱舞しゆく姿を、私は祈り見つめている。

――8・31「学生部の日」、9・9「女子学生部の日」を記念して。

参照※学生部結成50周年記念指導集「正義の先陣」学生部指導集編纂委員会編 聖教新聞社刊 2007年8月31日発行