2015年6月17日 投稿者:ジョーカー 投稿日:2015年 6月17日(水)20時07分19秒 通報 ・共戦様 自分自身が第二の山本伸一になるという決意の一念は、現実の行動となって具現化されていきます。「これが山本伸一」という答えはないし、正解も一つではありません。多種多様であり、一人ひとり違います。何事にも高低浅深は存在し、行動といっても奥が深いものです。思いつきの浅い行動から、深い一念の元の、甚深の行動など、これもまた様々です。では、現実に一念を具現化させるまでの行程を記しておきたいと思います。あくまでも私のやり方ですが、参考までに。 信心の行動においては三つの要件が大事になります。 1、 最高の祈り 2、 最高の作戦 3、 最高の行動 この三つが兼ね具わった時に現実世界に一念の具現化がなされる。それでは一つひとつ説明していきます。 ☆最高の祈りについて ここではわかりやすく、「山本伸一になる」という決意の祈りをもとに話をすすめていきたいと思います。このように祈ると一体どうなるか。必ず智慧が湧いてきます。これを隨縁真如の智といい、頭で考えるものではありません。御本尊には主師親の三徳が具わっていて、自身を護り、育み、正しい方向へと導いてくれます。当然山本伸一になると祈れば、すべての諸天がそれを実現するために動き出します。自身の智慧としても、山本伸一になるために必要なことが湧いてきます。実は、答えは自分の中にすべてあるわけです。一念が定まるほど、祈りが深まるほど、智慧が出てきます。これを法華経の兵法ともいいます。最高の祈りとは、智慧が出るまで祈ることをいいます。 ☆最高の作戦について 祈りで智慧が出たら、次にそれを実現するための作戦を練ることが大事になります。ここで重要なのは「数値化」です。「山本伸一になる」と祈るということは、何をすべきかという智慧が出できます。たとえばそれが「もっと折伏をする必要がある」「教学の勉強が必要だ」「先生の指導を学びなおすこと」などなど、人によって異なります。何をもって山本伸一とするかは、ここで決定されます。折伏ならば「いつまでに何人折伏しよう」という形となります。抽象的なことでは意味がなく、必ず具体的でなければなりません。故に数値化が大事なわけです。 ☆最高の行動 そして最後に、具体化されたものを実現するための行動を開始すること。戦いは99%地味であり、坦々と実行していくことです。思いつきの猪突猛進的な行動は、つまらないミスや、無駄を生みがちです。一会員ならば、それで済むかもしれませんが、リーダーであるならば、猪突猛進でよしとするのは浅はかといえます。こういうリーダーの下では、どうしても無駄な会合や報告が増えてしまいます。なぜなら、考えてないからです。 新人間革命6巻より 「指導者には責任がある。一生懸命であることは当然ですが、ただ、それだけでよいと思ってしまえば、自己満足に終わってしまう。一つのことを行うにも、それがいかなる意味をもち、結果的にどうなるかを、長い目で見て、考え抜いていかなければならない。」 やみくもに行動していればいいのではなく、一念を定め、練りに練り、そして行動を起こすという三つのプロセスがないと、本当の意味での広宣流布の推進はできない。私自身、つい先日、この三つのプロセスを元に、新しいプロジェクトを発動させました。今までも、いろんなことをしてきましたが、達成できなかったことはありません。自発で出発すると成功するものです。ともあれ、創価は価値創造の団体なのだから、どれだけ価値を創造できるかが戦いなのです。 Tweet