投稿者:見込みない人々   投稿日:2015年 6月17日(水)01時15分29秒     通報
リンク先の本文読ませていただきました。

本来秘密の外交文書がリークされたものですから証拠としての価値には括弧が付くこと、
通訳が英語にしたものを大使館スタッフが更に編集しているものであり、加えて、それを
再度日本語にしたものであるので、特に原田会長の生の言葉がどの程度反映されているか、
にも疑問符がつくことをご留意ください。
レポートをしたシェーファー駐日米国大使は2005ー2009年に着任してた人です。
民主党政権になる前の安倍政権とかの時代の人ですね。再選したブッシュ大統領政権の大
使です。レポートの日付は2008年の2月。宛先は在日米軍基地司令官ほか。

要旨は以下のとおりです。まとめるために一部原文の前後の入れ替え、意訳等を行って
います。

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自衛隊の海外派兵を可能にする恒久法制措置を目指す与党自民党の意思が通るか否かは
連立与党である公明党とその支持母体の創価学会の意思に関わるところが大きい。

この1月に大使館の政策審議官が最近創価学会に接触してみたところでは、強固な反戦
主義主義者であったこの仏教団体のメンバーの考え方は変わってきている。「共産主義
者・社会主義者が言うような一国平和主義の時代は終わった。いつからとはまだまだ分
からないが、憲法を順守すること、国会の決議があること、国連の決議があること、そ
れから火器使用の制限など法的条件の整備が出来れば国際平和維持活動に日本がもっと
貢献できるようになる。これらの前提条件のもとに、公明党はこの法制化への理解を広
げる活動をしていく。」と原田会長は話している。

婦人部や青年部が反対するのではないか?との大使館側の質問に対し原田会長は「これ
らグループの人達は強く平和を願っている一方で、単純な非戦主義では平和維持に貢献
出来ないことを理解している。グルーバリズムの時代においては、平和を追求するには
国際貢献が必要であり、日本は責任を負う準備をしなければいけない。」と語った。

湾岸戦争の際に数十億ドルのPKO支援の賛成に公明党が回ったことに触れて「米軍にも
SGIメンバーが居る、米軍艦船にもSGIの礼拝施設がある、こうした事実を以ってSGIの
リーダーたちは反対意見のメンバーたちの多くを説得してきた。同じように婦人部やそ
の他メンバーにも湾岸戦争における国際貢献の必要性を納得してもらってきた。今の
創価学会の指導性を以ってすれば(自衛隊海外派遣の恒久法制化について)一般会員
を説得することは可能だ。」と時に笑いながら原田会長は語った。