投稿者:大仏のグリグリのとこ   投稿日:2015年 5月19日(火)11時31分38秒     通報
■【利益を貪るために在家に法を説く】

彼の内面においては民衆救済、仏法弘通(広宣流布)などという観念は皆無です。
彼が法を説くのは、権威を保持することで利益を獲得するためであり、宗教は徹頭徹尾、金儲けの手段なのです。

■【世間の人々から六種の神通力を具えた聖者のように崇められる】

実態を知らない会員信者からは、悟りを得たような聖者のように尊敬され、
また尊敬を受けられるような高い地位にいます。

しかし、その内実は自分の利益追求のために宗教を道具として利用している悪人です。
自身の実態を隠してあたかも聖者であるかのように偽っていることが「僭聖」の名の所以なのです。

■【法華経の行者に「悪心」を抱いて「種々の迫害(法華経の行者の過失や罪をあげつらう)」を起こす】

俗衆増上慢が「無智」、道門増上慢が「邪智」であるのに対して、
僭聖増上慢は法華経の行者に対して「悪心」を起します。

つまり、明確に害意・敵意を持ち、自ら意識して、法華経の行者の前に敵対者として現れるのです。

そして、法華経の行者を社会的に抹殺しようとして、僭聖増上慢はこのように言います。

①法華経の行者は利益を貪っている。
②法華経の行者が主張しているのは、仏法ではなく、外道の論議である。
③法華経の行者は経典を捏造して、世間の人々を惑わそうとしている。
④法華経の行者は名声を求めるために教えを説いている。

僭聖のおもしろい所は、利益や名声のために仏法を利用しているのは、実は僭聖自身なのですが、
彼は自身の姿を法華経の行者に投影して非難していくことです。

■【権力者や社会的な有力者を利用して法華経の行者を迫害させる】

僭聖増上慢は、国王や大臣などの世俗の権力者、現在で言えば、政治家や経済人・マスコミの類になるかと思います。
あるいはバラモンや比丘などの宗教的権威者に近づき、彼らを動かして法華経の行者を迫害するように仕向けます。

僭聖増上慢は、直接手を下さず、陰に回って策謀を働くのです。

例えば、元会長の秋●や、学会顧問弁護士の八●などがそうです。

俗衆増上慢と道門増上慢が、直接、法華経の行者に迫害を加えるのに対して、
僭聖増上慢は、自らが表に出ることなく、陰に隠れて法華経の行者への攻撃を企てます。

そこに俗衆、道門以上に、悪質・狡猾な僭聖増上慢の本質があるのです。

少し長くなりましたが、以上が僭聖増上慢の特徴です。