2015年5月11日 投稿者:河内平野 投稿日:2015年 5月11日(月)15時08分9秒 通報 古代ローマの哲人セネカは綴る。 「何の妨げにも遭わなかった幸福は、どんな一撃にも堪えられません。 だが、絶えず自分の障害と戦って来た者は、(中略)たとえ地面に倒されても、膝で立って戦いつづけるのです」 (中野孝次著『ローマの哲人 セネカの言葉』岩波書店) 何の苦労も、努力もなしに、幸福になれるはずがない。 戦いがあるから、強くなれる。強いことが幸福なのである。 さらに、セネカは言う。 「早くに死ぬか、遅く死ぬかには、何の意味もありません。大事なのは、善く死ぬか、悪く死ぬかということだけです」(同) 仏法の哲学とも響き合う言葉である。 結びに、大阪事件の出獄後、旧関西本部で、戸田先生が、しみじみと語られた言葉を紹介したい。 「この世の悲惨をなくし、不幸をなくし、人権を、人間の尊厳を守り、平和な社会を築いていく。 そのなかにこそ、仏法の実践がある。それを断行するならば、当然、難が競い起こるぞ」 「しかし、そんなことを恐れていたのでは、仏法者の本当の使命を果たすことはできない。 われわれが宿業を転換し、一生成仏を遂げていくためには、法難にあい、障魔と戦って勝つしかないのだ。 だから私は、社会の建設に向かって舵を取り、三障四魔を、三類の強敵を呼び出したのだ」 「大難の時に、勇気を奮い起こして戦えば、人は強くなる。師子になるのだ」 関西は、私とともに、真正の師子となった! 関西よ、広布第2幕の創価学会を頼む! 21世紀の広宣流布を頼む! そして、創価の師弟の永遠の常勝を頼む! こう申し上げ、私のスピーチとしたい。 どうか、大阪、京都、滋賀、福井、兵庫、奈良、和歌山、そして全関西の尊き不二の全同志に、くれぐれも、よろしくお伝えください。 258回目の関西訪問に寄せて、皆様に感謝の一首を捧げたい。 おお関西 私の第二の 故郷かな 兄弟姉妹に 勝りし同志か 常勝関西、頑張れ! 皆さんお元気で! 【第2回 関西最高協議会 (2007年11月10日)】 Tweet