投稿者:河内平野  投稿日:2014年12月 1日(月)09時20分26秒    通報
僭聖増上慢はつねに大勢の人々の中で、われら法華経の行者を中傷しようと願っている。

そこで、権力者の国王・大臣、権威をもつバラモンや社会的有力者、
および他の仏教者に向かって誹謗して、「これは邪見の人である。外道の論を説く」と、われらの悪口を言う。
われらは仏を敬うがゆえに、こうした三類の強敵のもろもろの悪をすべて忍耐しよう――。
貴き聖職者の外見で人々の尊敬を受けながら、
そのじつ、「利養」すなわち金銭等と「世俗」の名聞や享楽に執着し、
正しき法華経の実践者を追い落とそうとする。

その手段として「権力」と「権威」にすり寄り、利用する。
また自分たちこそ「真の仏道」を行じているのであり、法華経の行者などは「外道」にすぎないと、
自分の権威を使って内外に言いふらす。

これが法華経に予言された《末法広宣流布の敵》の姿である。
この《鏡》に照らして見れば、何が起ころうと、真実は明白であろう。

【第一回SGI世界青年部幹部会 平成三年七月十日(全集七十七巻)】