諫言書「遠藤文書」の真相【補足説明編】 三
投稿者:イササカ先生 投稿日:2015年 3月 1日(日)16時47分38秒  

以上、ここまでのところを理解した上で、教学部レポートに記載された「会憲制定の計画」について考えてみたいと思います。
昨年(平成26年)ごろから、このレポートが表に出て話題となり、
ネット上でも騒動となりましたが、このレポートに綴られている中で危惧される問題点は二つあります。

一つ目の問題は、「御本尊教義変更」です。
これについては、昨年11月に、原田会長によって「御本尊教義変更」が発表されました(※十一月八日付聖教新聞掲載)。
この「教義会則改正の実施」が現実に実行されたことで、「教学部レポート」が、怪文書ではなく、原田会長や現執行部を諌めた教学部による本物の「諫言書」であることが証明されました。
それとともに、教学部レポートのなかで危惧されていたことが、現場サイドにおいて現実に起こりつつあることです。

教学部レポートには、「会員の御本尊に対する信仰の動揺」
また、「宗門からの攻撃についてです。教義の拙速な変更は、学会攻撃の格好の口実を宗門に与え等と記載されています。

ノリスケ君が現場取材した情報によると、たとえば「会員の御本尊に対する信仰の動揺」について言えば、現役の壮婦の地区幹部クラスの会員や、男子部の圏幹部クラスの会員が、今回の教義会則改定で脱会した事実がある、とのことでした。

さらに、脱会者が出た地元組織では、その事実を隠ぺいし、騒動の火消しに動いているそうです。また、「宗門からの攻撃についてです。教義の拙速な変更は、学会攻撃の格好の口実を宗門に与え」について言えば、

宗門・法華講員はもちろんのこと、顕正会に至っては「学会員を救う特別号」と題した顕正新聞が作成られ、顕正会員たちが軒並み、地域の学会員宅へ配布するという事態が起こっています。

何も知らない一般会員は大変嫌な思いをしながら、被害を蒙っています。
それら仏敵攻撃の対応策として、青年部が現場対応に当たっていますが、
法華講員や顕正会員との対論で、反論できずに返り血を浴びている現状も一部にはあるようです。

これらは一例ですが、教学部レポートのなかで、学会内や仏敵を問わず「最悪の混乱状態になりかねない」との危惧が、現場サイドにおいて現実に起こり始めているのです。
しかし、現場の一般会員の大半はこの現実を知りません。