投稿者:信濃町の人びと  投稿日:2014年 8月25日(月)22時06分36秒

 
こういうの出すとすぐに偽学会員とかいうんだよね。
毎度毎度お疲れさんや。
法華こうの”ニセ本尊”とカバの一つ覚えみたいにね。呆れる。

原告(※谷川)は、本件手記のようなものを絶対に書かないことを被告矢野に確認した直後、突然、「息子さんも頑張っておられる」といって被告矢野の息子の話を持ち出し、被告矢野は、「その連中だけは、ひとつ」と述べている。原告がどのような意図で、突然、被告矢野の、息子の話を持ち出したのかは、原告の供述によっても判然としないが、当時73歳である被告矢野が、海外からの帰国直後に、30代から40代の原告ら5人の創価学会員に囲まれ、本件手記について、逐一問い質(ただ)され、本件手記のようなものは絶対に書かない旨述べさせられた、などの状況下であることなども考慮すれば、突然、このような話を持ち出されれば、被告矢野の対応次第では、息子ら家族に何らかの影響が及ぶ事態となると受け取ることは、ごく自然であり、被告矢野が、「その連中だけは、ひとつ」と述べていることからしても、原告らの発言から、被告矢野は、原告らの要求に従わないと、家族に何らかの危害が及ぶ恐怖を感じたことが推認される。
さらに、被告矢野が「その連中だけは、ひとつ」と述べた後も、原告は、「ただですね、やっぱりこれは、奥様も息子さんも、矢野さんの奥さんであり、矢野さんの息子さんなんですよ」「ですから、矢野さんがどうされるかってことで、それは、皆な、これはもう、避(さ)けられないですよ、これは」などと述べており、これら発言の意図は、原告の供述等からも必ずしも明らかではないが、客観的には、被告矢野の家族がどうなるかは被告矢野の行動次第であるといった、被告矢野の不安・心配を煽(あお)るような発言である、といわざるを得ない。そうすると、原告らの発言から、被告矢野が、息子ら家族に危害が及ぶ恐怖を感じたことが認められ、原告が「あなたは息子がどうなってもいいのか」といった趣旨のことを言って被告矢野を脅迫したという点は、真実であると認められる。

そもそも本件面談の目的は、本件手記について、同年4月に被告矢野にさせた、西口らへの謝罪や、池田大作会長あての謝罪文の提出では足りず、被告矢野に直接面談して、本件手記について、問い質し、謝罪させ、本件謝罪文に署名をさせることであったというべきであり、実際の面談も、前記1(2)ウのとおり、本件手記の内容や、本件手記を出したこと自体が間違いであったことなどを、繰り返し被告矢野に言わせるなど、あらかじめ用意した本件謝罪文の内容どおりに被告矢野に言わせる形で進められたと認められるのであって、これらの事実からすれば、被告矢野が自ら任意に本件手記について謝罪した、というよりも、被告矢野は、原告ら創価学会側の意図するとおりに謝罪させられ、その旨の謝罪文に署名させられたと受け取っており、また、そのように客観的に評価することができるというべきであり、本件手記について謝罪をさせられたとの点は、真実であると認められる。

被告矢野は、原告らの意向に応じながらも、やや曖昧(あいまい)な形で終始しようとしていたところ、原告らは、被告矢野の妻や息子らのことに話を及ばせながら、被告矢野に対し、明確な意思表示や態度決定を迫ったものであり、被告矢野は、これを拒否することができず、曖昧な形にとどまることが許されず、原告らの意向に従わざるを得なくなり、また、本件謝罪文に署名せざるを得なかったものと認められる。このように、曖昧な形で終始しようとしていた被告矢野は、家族に何らかの危害が及ぶ恐怖を感じて、評論活動をやめる、と最終的に確約することを余儀なくされたと評価することができる。