投稿者:赤胴鈴之助 投稿日:2017年 6月28日(水)01時15分26秒   通報
21世紀への選択 池田・テヘラニアン対談のデジタル文字カが終わりそうです。

あとは、省別に組み立て、ルビを削除や、カッコつきで追加などありますが、やれやれ・・・
6月中に終えそうです。

順次投稿したいと思います。

文章を読みながら思索しながらの作業ですので、時間はかかりましたが、テヘラニアン博士の
イスラム教はもとより、キリスト教、仏教等その見識の深さは、尊敬に値するものです。

イスラム教については、大昔、マホメットの伝記を呼んだぐらいで、ほとんど無知だったことを
白状します。

池田先生が、「戸田記念国際平和研究所」を設立したとき、初代所長に指名されたことも、納得
できました。
池田先生も、「行動する平和学者」として培ってこられた”闘争する英知”が輝いておられる」。

と絶賛されていることを思い・・・私たちも、おなじ気持ちで世界平和の行動に船出するべき
でしょう。
21世紀への選択 池田・テヘラニアン対談はじめに 6/6

そのためには、政治的な次元にとどまらず、幅広く民衆レベルで「対話の潮流」を押し
上げていく必要がある。

微力ながらも私も、キリスト教やヒンズー教をはじめ、さまざまな宗教的・文化的背景

をもつ識者や、社会主義諸国の方々と「対話」を重ねてきた。

「人間」という普遍的次元から、平和への道を模索してきたつもりである。

今回、国際社会で大きな比重を占めるイスラム世界に造詣の深いテヘラニアン博士と、

文明をめぐる有意義な「対話」を交わすことができたことは喜びに堪えない。

二十一世紀への門出にあたり発刊される本書が、人間と人間とを結ぶ”精神のシルクロ

ード”を世界に広げ、寛容と共生が基軸となる「新たな地球文明」を築くための視座を、

提供する一助となればと念願するものである。

二〇〇〇年八月十四日
池田大作