投稿者:赤胴鈴之助 投稿日:2016年 8月 3日(水)03時21分2秒
なかつかさ、さえもんじょう、どのごへんじ、
にびょうしょう、
しっぴつ、 こうあん、がんねん、 みなつき、にじゅうろくにち。
57さい。 p1178、
それひとに、にびょうあり、ひとつには、みのやまい、いわゆる、ちだい、ひゃくいち、すいだい、ひゃくいち、かだい、ひゃくいち、ふうだい、ひゃくいち、いじょうしひゃくしびょう、このやまいは、ちすい、るすい、きば、へんじゃくなどの、ほうやくをもつて、これをちす、ふたつには、こころのやまい、いわゆるさんどく、ないしはちまんよんせんの、やまいなり、ほとけにあらざれば、にてん、さんせんも、ちしがたし、いかにやいわんや、しんのうこうていの、ちからおよぶべしや、また、こころのやまいに、じゅうじゅうの、せんじん、わかれたり、ろくどうのぼんぷの、さんどく、はちまんよんせんの、こころのやまいをば、しょうじょうの、さんぞう、ぐしゃ、じょうじつ、りっしゅうのほとけ、これをちす。
p1179
だいじょうのけごん、はんにゃ、だいにちきょうなどの、きょうきょうを、そしりて、おこる、さんどく、はちまんのやまいをば、しょうじょうをもつて、これをちすれば、かへりては、ぞうちょうすれども、へいゆまったくなし。
だいじょうをもつて、れこれを、ちすべし、また、しょだいじょうきょうの、ぎょうじゃの、ほけきょうをそむきて、おこるさんどく、はちまんのやまいをば、けごん、はんにゃ、だいにちきょう、しんごんさんろんとうを、もつてこれをちすれば、いよいよぞうちょうす。
たとへば、ぼくせきなどより、いでたるひは、みずをもって、けしやすし、みずよりおこるひは、みずをかくれば、いよいよ、さかんに、ほのおあがりてたかくあがる、いまのにほんこく、こぞ、ことしの、えきびょうは、しひゃくしびょうに、あらざれば、かだへんじゃくが、ちもおよばず、しょうじょう、ごんだいじょうの、はちまんよんせんの、やまいにも、あらざれば、しょしゅうのひとびとの、いのりもかなはず。
かへりて、ぞうちょうするか、たとい、ことしは、とどまるとも、ねんねんに、やみがたからむか、いかにも、さいごに、だいじしゅったいして、のち、さだまることも、そうらはんずらむ。
ほけきょうにいわく、「もし、いどうをしゅうして、ほうにしたがって、やまいをなおせば、さらに、ほかのやまいをまし、あるいはまた、しをいたさん、もしか、またぞうぎゃくせん」、ねはんきょうにいわく、「そのときに、おうしゃだいじょうの、あじゃせおう、○へんたいに、かさをしょうじ、ないし、かくのごとき、きずはこころによりて、しょうず。
しだいより、おこるにあらず、もし、しゅじょうよく、ちするものありと、いはば、このことわり、あることなけん」うんぬん、みょうらくのいわく、「ちじんは、きをしり、じゃは、みずから、じゃをしる」うんぬん。
このえきびょうは、あじゃせおうのかさのごとし、かの、ほとけにあらずんば、ちしがたし、このほっけにあらずんば、のぞきがたし、はたまた、にちれん、くだりはら、こぞしわす、さんじゅうにち、ことおこり、ことし、ろくがつみっか、よっか、ひびに、どをまし、つきづきに、ばいぞうす、じょうごうかと、ぞんずるところに、きへんのりょうやくを、ふくしてより、このかた、ひびつきづきに、げんじて、いま、ひゃくぶんの、いちとなれり、しらず、きょうしゅしゃくそんの、いりかわり、まいらせて、にちれんをたすけたまうか。
ぢゆのぼさつの、みょうほうれんげきょうの、りょうやくをさづけたまえるかと、うたがいそうらうなり、くはしくは、ちくごぼう、もうすべくそうらう。
また、おってもうす、きくせんは、こんげつにじゅうごにち、いぬのとききたりて、そうらう、しゅじゅのものかずへつくしがたし、ときどのの、かたびらのもうし、そうらうべし、また、にょうぼうの、おん、ををちのおんことなげき、いってそうらうよし、もうしたまふべし、きょうきょう。
みなつき、       にちれん、 かおう、
なかつかさ、さえもんじょう、どのごへんじ。