投稿者:生涯&広布一筋兄弟メール 投稿日:2017年 5月24日(水)11時57分28秒   通報
戸田城聖全集より

http://6027.teacup.com/situation/bbs/69339 (8)より続く

毎朝、御観念文に拝するごとく、主師親の三徳をそなえられていらっしゃる大聖人を、我々ごとき者が拝すること
のできるのは、真にもったいない次第である。われわれは大聖人の家来であり、子であり、弟子なのである。
そして宇宙の仏様であらせられる大聖人の家来、子、弟子となれることは人生の大因縁(だいいんねん)なのである。
しかも開示悟入(かいじごにゅう)の大聖人の因縁である。大聖人の御出世は、われわれのごとき無知な悪人に大
御本尊を拝ましてやるという一大因縁なのである。ゆえに、大聖人の教えに随順して、世に最高唯一の大御本尊様
を子として、弟子として、家来として拝することは無常の大果報である。

ゆえに、世人に先立ってこの因縁を知り得たわれわれは、御本尊様の功徳を悩める衆生に伝える使命を持っている。
我も拝み、人にも拝ませるように努め、善(よ)きにつけ、悪しきにつけ、世の中がいかになろうとも、世界人類
の幸福のために、自分も拝み、他にも拝ませなければならない。

私たちは無知な人々を導く車屋である。迷っている人がいれば、車に乗せて大御本尊様のもとへ案内していくの
が、学会の唯一の使命である。宝の山に入って宝をとるかとらないかは、その人の信心の結果であって、ただ宝の
山たる大御本尊様へ案内するのが、われわれ学会の尊い使命なのである。

宗教によって名誉を欲するのではない。まして新興宗教屋ごとき金儲けを目的とするものでないことなど、いまさ
ら申し上げるまでもない。ただ、目前の御利益をのぞみ、真の大聖人の功徳を知り得ないならば、まことに不覚と
いわなければならない。

最近にいたって、百人にもおよぶ指導員ができて、ともに同志として広宣流布に邁進できることになったのは、ま
ことによろこばしく思っているしだいである。

以上のように、学会活動は消極的であったことは、いなまれないのである。
しかるに、日本の国は滅びている。日本の民衆は、悩みに悩んでいる。学会は当然、立たなければならないのである。