投稿者:生涯&広布一筋兄弟メール 投稿日:2017年 5月23日(火)11時47分3秒   通報
http://6027.teacup.com/situation/bbs/69277 (7)より続く

私は、まず大法流布に自重して時を待った。そしてまず、法華経の哲学を説いたのであった。
これがまた大謗法なることは、後において実証せられたのであるが、自分としては再建の第一歩であったのである。

そのとき、まず、創価学会員のうち柏原ヤス、和泉美代夫人、矢島周平、原島宏治、小泉隆、辻武寿(たけひさ)
の諸氏が、昭和二十一年の二、三頃までに駆けつけたのであった。

それ以後、日蓮正宗の教義および大御本尊の偉大な法力・仏力を再教育し、いかなる難に出あろうとも、
退転することなき強き信念を植えつけ、信心の正しきあり方を教え、折伏こそ大聖人の御意志であることを知らしめたのである。

昭和二十一年の秋には、創価学会の再建はひとまず緒(しょ)についたかたちとなったが、未だ人材はそろわず、
信力弱く、学力低く、とうてい一国広宣流布の大旗は掲げられなかったのである。
ゆえに、折伏行を第一義の訓練に入り、初心者をただお寺に案内するだけの弱い折伏の姿であった。

第四回の総会に私が言いましたごとくである。今一度、そのときの言葉を引用するが、
いまだ大確信のこもったものでないことは、読者にはよくわかることと思う。

* 日蓮大聖人様から六百余年、法燈連綿(ほうとうれんめん)と正しくつづいた宗教が日蓮正宗である。
もっとも完全無欠な仏法が正宗なのである。*(*・・・*は現在、異論あるところですが、全文掲載のため・・)

この仏法こそ、私たちを真に幸福に導いてくれる宗教であることを、私たちは日夜身をもって体験しているのである。

世界の文化がいくら発達しても、国と国の持つ間柄(あいだがら)が道徳を無視して、実力と権力闘争の世界では、
決して人類の幸福はない。不幸にして原子爆弾による戦争が起こったならば、世界の民族は崩壊の道をたどる以外にない。

このときに日本国に厳然と存在している人類の破滅を阻止しうる偉大な宗教が、日蓮大聖人によって与えられているのであると確信する。

(・・・・・・)