投稿者:寝たきりオジサン 投稿日:2017年 1月 4日(水)11時40分14秒   通報
2002/4/11

地区婦人部長のA子と申します。今日、活動体験を話させて頂く福運を、心
から感謝しております。池田先生から誰よりもあふれんばかりの慈愛を受け
、福運を積む配達員になるのがとてもあこがれで夢でした。5年前、前任の
配達員さんから交代の話をいただいた時には、本当にうれしく、「すぐやり
ます」と答えていました。

今では、毎日楽しく配達しています。さて、私は17年間連れそった主人と
離婚をすることになり、私に残されたのは1,000万近くの借金と4人の子供
たちでした。当時は、毎日毎日借金とりに追われている子供たちに、満足に
食事も食べさせてあげられない状態でした。私は睡眠時間3~4時間の中、
昼となく夜となく働きました。

「湿(しめ)れる木より火をいだし乾(かわ)ける土より水をもうけんが如く
強盛に申すなり」との御金言を信じ、3時間、4時間とお題目をあげて、
頑張ってきたのです。そして倒れたこの地で、絶対に立ち上がって実証を
示したいと願うようになり、どうにか歯をくいしばって周囲の目や中傷に
心を痛めながらも、頑張ってきました。

当時、中学3年生だった長男が、今では中学校の教員をしています。生徒
に慕われ、惜しまれて転任する姿を見た時、感動でいっぱいでした。また、
長女、次男も、各々の立場で信心根本に結果を出し、実証を示して頑張っ
ています。4番目の次女は、高校3年生の時、早稲田大学の法学部の推薦
を受けました。

それは本人が目標にして祈っていた法学部の推薦入学です。誰もが予想も
しなかったことで、自分の思い描いた道を、御本尊様が道を切り開いてく
れたようで、不思議で不思議で信じられませんでした。また、経済的な面
でも、牧口記念奨学金を頂くことができ、また高い給料がもらえる早稲田
大学の学生職員として300名の中から選ばれ、思ってもいなかった東京生活
となりました。

更に、今年3月に卒業しますが、第一希望である大企業のそれも、1,000名
以上の中から幹部候補生として、R社に採用が内定されました。社長との面
接の時、「なぜ我が社を選んだのか?」との質問に「今まで苦労ばかりの母
親に親孝行がしたい」と答えたら「十分すぎるくらいの親孝行ができる給料
をあげているので、心配しないで」との社長の返事だったそうです。

それは、なんとひと月100万円です。中学生の頃から友達に御本尊様の偉大さ
を話してあげたり、校内弁論大会で池田先生が常におっしゃっている人に対
するやさしさ、思いやりの心を訴えたり、また高校の先生方に創価大学の素
晴らしさや威厳を話したりして素直な純粋な心で接してきたことが、このよ
うな凡夫では、はかりしれない福運を積むことが出来たのだと思います。

この10年前の苦しかった頃が、夢のようです。また地区の皆さんのお題目で、
昨年ブロック2の8世帯の御本尊送りを達成することができたことと、個人
折伏が4月、8月、12月、11月と4世帯できたました。その中で8月に御本
尊送りをした私の甥(おい)ですが、自分にあった仕事がなかなか見つからな
く、毎日、職安通いをして日雇いの仕事で生活をしていたのですが、御本尊
様を御安置して1カ月後に給料の高い仕事につくことができ、車も購入する
ことができました。

今では、御本尊様の偉大さを実感して喜んでいます。また私の兄弟で一番気
むずかしい三男の兄に、お題目の勢いと勇気で折伏に行きました。信心の話
だと知れば玄関先で追い返されるかと思いながら、おそるおそる話をきりだ
すと、兄はこともなく「信心してもいい」との返事でした。わが耳を疑った
程です。また兄は、姉さん「いっしょに信心していこう」と言って必死に説
得してくるのです。

本当にお題目の力と一念のすごさを再確認したできごとでした。この兄夫婦
も、12月に無事、御本尊様を御安置することができました。反感を抱いてい
た兄弟も、兄夫婦の姿を見て、今では信心に反対する姿勢や考え方が大きく
変わって良き理解者になっています。

昨年の地域友好の年を有終の美で飾ることができ、今年、対話・拡大の年も
、第1号の御本尊送りをし、折伏でスタートをきることができました。そ
れから販売店の店主から新春配達員会で体験発表をお願いされた時、ぜひ一
世帯御本尊送りをして、結果をもってのぞみたいとの思いで、強い祈りで願
っていました。その中で昨年、対話していた新聞集金で知り合った方に折伏
しました。

その方は、再婚したご主人との件で悩みがあり、身内のお父さんが亡くなっ
て一人で寂しい思いをしていた事も重なって、「御本尊様をお受けしたい」
といってきたのです。でも、最初は私も本人も少し時間がかかると思ってい
ました。それが話しているうちに本人が一日も早くお迎えしたいとの気持ち
で、なんと翌日の1月18日に御本尊送りをすることができたのです。

不思議にも、ちょうどその日は亡くなったお父さんの100日にあたっていま
した。その方は「お父さんが自分を救えなかったので私を通して救ってく
れた」と思う、と。「これから私が兄弟を救っていく使命を感じ頑張って
いく」と決意を語ってくれました。

「金(こがね)はやけばいよいよ色まさり剣(つるぎ)はとけばいよいよとく
なる法華経の功徳はほおればいよいよ功徳まさる」との御金言を思い出した
時、配達員になって5年間、池田先生のお手紙を朝一番に届けている功徳の
結果で、大きく境涯が開けたことを確信します。あの10年前の苦しかった頃
から思うと、こんな素晴らしい幸福の日々を送ることができるとは、夢のよ
うです。

また、この地で結果を出し、実証を示すことが出来ました。2.8までにあと
1世帯の折伏をし、ブロック1を勝ち取ってまいります。これからも更に強い
祈りと勇気ある実践で勝利し、対話・拡大の年も有終の美で飾っていきたいと
思います。そして池田先生にお答えできるように頑張っていく決意です。