投稿者:寝たきりオジサン 投稿日:2016年12月17日(土)00時33分12秒   通報
ワールドカップの通訳として活躍した尾上ときえさん(72歳、兵庫県淡路
島)。平成11年の入会で、和紙工芸のちぎり絵教室の先生として活躍してい
る。語学堪能で、韓国語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、英語などを話
す。韓国語は、和紙工芸の和紙を韓国から仕入れるために勉強。ドイツ語は、
息子さんがドイツ留学したことをきっかけに勉強。スペイン語は1カ月で習得
。フランス語は前回のワールドカップの通訳のために。英語は戦中戦後に必要
だったため勉強した。

このたびの2002FIFAワールドカップに、通訳のメンバーとしてボラン
ティアで参加。特に、「韓国語」と、通訳の少ない「ドイツ語」を担当した。

開催中、韓国へは3度行った。様々な国の言葉で話す尾上さんに、小泉総理が
「くせのない通訳だね。どこから来たの?」と声をかけた。尾上さんは「淡路
島から来ました」と答えた。

韓国での開会式と日本での閉会式にも参加し、通訳を務めたが、各国の大臣ク
ラスから「サッカーの応援もだけれど、池田会長にお会いできると思って来日
したのに、どうして池田会長は閉会式に来られないのか」との質問責めに。

また、一般のサポーターの中にも「お金をかき集めて日本に来たのは池田会長
に会えると思ったから。池田会長に会えないのは、とても残念です」との声が
たくさん聞かれたのには驚いた。特にブラジルの人たちからの声が多かった。
聞いたこともない国の人からも「どこに行けば、池田先生に会えるのか」など
の質問があった。

尾上さんは入会3年で、日頃は会合に参加するだけなので、「私も池田先生に
はビデオや衛星中継でしかお会いしていません」としか答えられなかった。

閉会式が終わり、韓国にお礼のために出かけて、あるパーティーに出席したが
、その席で、金大中大統領夫人から「池田SGI会長は素晴らしい方ですね。
あなたたちは日本にいて幸せですね」と言われた。その会場では聞いたことの
ある曲が流れていた。何とそれは「常勝の空」のメロディーだったことに尾上
さんは感激した。