投稿者:SaySaySay 投稿日:2016年12月 3日(土)10時29分6秒   通報
第81回 アカデミー賞外国語映画賞を受賞した『おくりびと』はその所作、「型」がバレエの様に美しい。これが西洋人からも高く評価された理由の一つです。
日本文化の特徴として「型=様式美」があるのは間違いないでしょう。

この「型」というものは「ハード」であり、即ち「如是相」=「仮諦」であり、いわば「身の宝」です。対して「心の宝」は「如是性」=「空諦」であり、「ソフト」です。
そして、この「ハード=如是相=仮諦」と「ソフト=如是性=空諦」は不可分であり、互いに影響を及ぼし合う「色心不ニ」の“法則”が働きます。
だから、いわゆる「型から入る」(日本人のスポーツはこれがいまだに多い印象が強い)ことは悪いことではありません。「型」から「心」を創り上げていくことも可能だからです。

問題は「心」が「型」にはめられた時に、ハードに依って固定された時に発生します。
私の地域には小さい頃から“型にはめられた”信心・学会活動をしていて、心底では自身も苦しんでいながら、それと同じことを他人にもさせる者がたくさんいます。

これが、同じく小さい時から見せられて(魅せられて)育って来た二世同士であれば、通用することもあるのですが、外から入って来たアウトサイダー(新入会者)には通用しない。
アウトサイダーは「信仰の自由」があることを知っています。「6・4横浜座談会」で小林節教授もその意味のことを言われていたと思いますが、「信仰の自由」には「信仰“しない自由”」もあります。それを知るアウトサイダーは最終的にそれを選ぶケースが多い。
癌患者の治癒率を測る目安として「5年生存率」という基準がよく使われますが、私の地域ではアウトサイダーの「入会後(も勤行している)5年生存率」はゼロに近いでしょう。
しかし、私は、それでも生き残って来たアウトサイダーは平均的な二世よりも確信が強いのではないか、と思います。それは「信仰の自由」をフル活用して「自らの意思で選び取ったから」なのだと思います。

私の地域では「“役職”と“打ち出し”があるから信心・活動が出来る。無かったら何もしない」と言う幹部がたくさん(具体的数値なし。独自取材の感触)います。
自分がそうだから、皆(殆どは二世)もそうだろうと、“役職と打ち出し”を投げかけることに全力を注ぎます。自分もそうであったように、それが「人材育成」だと信じているかのようです。
(その“役職と打ち出し”をこなして来た者が評価され、「上」を喜ばせるのだから当然でしょう。しかし、そんな人が「下」を喜ばせることは少ない。池田先生は「幹部なんか喜ばせても仕方ない」と言われているにも関わらず。)
元来、草食動物で、従順な日本人には、“役職と打ち出し”という「型」にはめやすかったでしょうが、西洋文化の影響を強く受けている世代には通用しなくなって来ています。

私の地域で二世がよく言う台詞に「二世じゃなかったら学会なんかやっていない」というものがあります。これは危険信号であることを知らなければなりません。
これは「好きで学会なんかやっているんじゃない」「ウチは学会なんだから(シカタガナイ)」と言っているのです。結局は創価学会も「家の宗教」に成り下がってしまっているのです。

「学会は“家の宗教”を捨てさせてきた」ということを意識するべきであると思います。私も「家の宗教」を捨てた一人です。これは簡単な事ではありませんでした。(簡単であればもっと早く入信していました。)それでも「自らの自由意思」で「自ら選び取った」のです。これは多くのアウトサイダーの共通するところでしょう。
(だから「自ら選び取った」信仰を、それ(池田先生の創価学会)とは「別の宗教」に勝手に変えていく執行部には強い怒りがあります。)
「型」にはまり、「型」のおかげで信心していて、また他人をも同様に「型」にはめようとしている二世の「信心」を尊敬することは無理でしょう。人に「家の宗教」を捨てさせておいて、自分は自分の「家の宗教」を捨てていないのですから。

私は二世にも「家の宗教」を捨てさせようとします。それは退転させようというのではありません。「自らの意思で信心する。選び取る」ということです。
「家の宗教」を捨てて「自らの意思で信心する。選び取る」(結果)には「理由」(原因)が必要です。それを持つことです。これが「人材育成」であると思います。

その「人材育成」には教学が有効であると思います。一人のSGIさんがパートナーを導くために努力されたことは、その好例であると思います。
宿坊で「気づき」を得た私が時々、仏法について科学的に説明を試みるのも、「仏法が本物だ」と、(お礼の意味で)気づかせようとしているからです。早くから仏法に巡り会えたことは幸運な事なのですよ、と。だから、自らの自由意思で選び取って、信心してみませんか? と、投稿しなくても迷いながらも宿坊に辿り着いた人に訴えたいと思うのです。

自由!!! 楽しいですよ!!! (本来の)(池田先生の)創価学会!!!

“自由について語り合おう 自由について僕は語る”
“僕は戦う 自由に生きる権利のために”
『フリーダム』ポール・マッカートニー(9・11の悲劇と立ち向かうために創られた曲)

『実名告発 創価学会』(野口裕介・滝川 清志・小平 秀一) アマゾン「ベストセラー」で絶賛発売中!!!
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