投稿者:虹と創価家族 投稿日:2016年11月18日(金)13時50分27秒   通報 編集済
世界広布新時代 第21回本部幹部会で、池田先生の指針が放映されましたが、内容が改ざんされているのが発覚しました。

後半部分を掲載します。

【聖教新聞掲載日】
2016年〔平成28年〕11月16日(水)3面

【原文】
池田大作全集83巻
第十七回SGI総会
全員が幸せに暮らす二十一世紀へ
(1993年〔平成5年〕10月22日)

【注意事項】
以下の記号で改ざん部分を表示します。

削除部分:【  】
聖教掲載:<  >
組替移動:【【  】】
組替掲載:≪  ≫

組替掲載部分が文中に≪ ≫で掲載してありますが、本来は、この位置にない文章です。
今回は(拍手)(笑い)(拍手)も原本に沿って加筆してあります。

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【さて、本日の第十七回SGI総会にあわせて、各地でも記念の集いが行われている。各地の皆さま、本当におめでとう! ご苦労さま!(拍手)

なお、SGIメンバーのうち、二十カ国の代表の皆さまが参加して、あす(十月二十三日)から福井で「SGI親善交歓会」等が行われることも紹介しておきたい。どうか楽しく行ってらっしゃい。福井の皆さま、SGIの友をよろしくお願いします。(拍手)】
【■平和の拠点、文化の行事が次々と】

【私たちSGIは、一年また一年、着実に進んでいる。

来月(十一月)には、タイに立派な新会館がオープンする。アフリカのザンビアでも会館の建設が始まろうとしている。
ヨーロッパでは、来月、ベルギー、オランダ、ルクセンブルクが合同で「ベネルクス文化祭」を開催する。心から祝福申し上げたい。(拍手)

また、次の第十八回SGI総会は、明年(一九九四年)、イギリスの「タプロー・コート」で開催される予定である(拍手)。そして、世界青年平和文化祭(第十二回)をイタリアのミラノで開きたい(拍手)。あわせて、イタリアの「美の都」フィレンツェでの「日本美術の名宝展」も計画されていることをお伝えしておく。

また、明年は、オーストラリアで広布三十周年記念の大音楽祭、ニュージーランドでも記念の文化祭。
さらに、香港、シンガポールに続き、明年、マレーシアに創価幼稚園が誕生する。おめでとう(拍手)。すでに香港創価幼稚園は、香港で最高峰の幼稚園として評価されている。

アメリカでは、ハワイに立派な新文化会館、またボストン二十一世紀センターがオープンする。そして日本からは、香港、ヨーロッパ、中国、ロシア等々、多くの国々への交流団の派遣が検討されている。私も全力で世界を巡る決心である。(拍手)

明後一九九五年は、「世界広宣流布三十五周年」、そして「SGI発足二十周年」を迎える。

その祝賀のSGI総会、ならびに世界青年平和文化祭を、世界広布への″第一歩の地″であるハワイで行いたい(拍手)。さらに、記念すべき第二十回のSGI総会は、この年、南米で開催できればと願っている(拍手)。(=第二十回総会は九五年十月、兵庫で開催)

南米といえば、私は、先日亡くなったブラジル文学アカデミーのアタイデ総裁と、対談集発刊の準備を進めていた。その刊行はアタイデ総裁の願いであり、ぜひ成し遂げたいと願っている。(=対談集『二十一世紀の人権を語る』として一九九五年二月、潮出版社から発刊)

アタイデ総裁は語っておられた。

「今、世界で本当に平和のために尽くしている人が二人いる。一人はマンデラ氏(アフリカ民族会議議長、一九九三年のノーベル平和賞に決定)。もう一人は池田会長である」(拍手)と。
私のことで恐縮であるが、ありのままに残しておきたい。

また、この九五年には、オーストラリア文化会館が整備されるほか、フィリピンの青年文化センター、シカゴの文化会館、香港の青年文化センターなど各国の新センターが、また九六年にはアメリカ・フロリダの世界自然文化センターなど、各国の新センターが相次ぎオープンする予定である。本当におめでとう!(拍手)

さらに、インドの創価菩提樹園も、この年を目標に第一期の整備が進められている。本年のオープンに際して、インドの皆さまには本当にお世話になり、感謝申し上げたい。

なお、九五年は「人類の議会」国連が誕生して五十周年。国連発祥の地・サンフランシスコで記念の「大文化祭」、国連本部のあるニューヨークでは「国連ルネサンス会議」が構想されている。
フィラデルフィアでは、戸田先生の「地球民族主義」をふまえ、「世界民族文化展」が開催される。

また、日本で「ホロコースト展」(ユダヤ人大量虐殺の悲惨さと世界平和を訴える)が行われる計画があることも紹介しておきたい。】
【■「人道の時代」へ民衆が連帯】

【今月十二日、牧口先生の『人生地理学』が発刊されてから、ちょうど九十周年を迎えた。
(一九〇三年<明治三十六年>発刊、当時三十二歳)

十月十二日──私どもにとって忘れられない日であり、不思議な日である。
(大御本尊の御建立、正本堂の完成奉告大法要の日)

一九〇三年といえば、今世紀の幕開けのころ。世界は混沌としていた。帝国主義・植民地主義の嵐が吹き荒れ、日本もまた、後の侵略戦争への道を歩み始めていた。

(『人生地理学』発刊から約四カ月後の一九〇四年二月十日、日露戦争が勃発。同月二十三日には「日韓議定書」が結ばれ、日本は、韓国支配への足場を固めた)

そのなかにあって、私たちの初代会長である牧口先生は、『人生地理学』を高く掲げ、小さな島国の日本など、はるかに見おろして、世界を、地球を、壮大なスケールでとらえておられた。そして、人間と自然、人間と人間、民族と民族の「共生」と「連帯」を高らかにうたわれたのである。】

<″一人一人の人類が、世界を我が家とし、世界を人生の舞台とする「世界市民」として、ともに生きる″
──いわばこれが『人生地理学』の主題(テーマ)である。>

【タイトルのごとく、「人間」(人生)と「世界」(地理)を結ぶ、偉大なる探究の書であった。

東京牧口記念会館には、この『人生地理学』を携えた、牧口先生の毅然たる像が置かれる予定であり、現在、制作が進められている。(拍手)
また同会館の敷地には、「ナポレオン広場」も設けられ、もうすぐ勇壮なナポレオンの像も除幕される。どうか楽しみにしていただきたい。(拍手)】

<『人生地理学』の中で牧口先生は、人類の発展の段階を四つに分けて論じておられる。

すなわち、まず①「軍事」の競争の時代から②「政治」の競争の時代へ、そして③「経済」の競争の時代へと移っていく、と。たしかにその通りである。

牧口先生は、当時の世界を、この「経済」中心の時代であるとし、″物事がすべて利害関係によって決まっている″とみられた。

しかし先生は、「経済」が人類の最終段階であるはずがない、と考えておられた。
それでは「経済」の次にくる四番目は何か──。

先生は、きっぱりと宣言されている。″それは「人道」の時代である″と。

(「経済的争闘〈そうとう〉時代に代わって、次に来たるべきものは、人道的競争形式ならんとは、吾人〈ごじん〉の想像に難〈かた〉からざるところなり」〈『牧口常三郎全集』第二巻〉とある)

「軍事」や「政治」「経済」の競争ではなく、「人道」の力こそが世界をリードする時代が必ず来ることを、牧口先生は展望されていたのである。本当に偉大な先生であられた。

″武力″(軍事)や″権力″(政治)や″財力″(経済)ではなく、人間としての″人格″の力、″人間″の力をいかに強め、増していくか

──ここに人類の希望の道がある。また仏法の大道がある。

牧口先生の卓見の通り、今や「人間主義」の光が、全世界を照らし始めている。人類が進むべき道は「人間主義」以外にない。

私どもは、仏法を基調とした「平和」「文化」「教育」の力で、「人道の世紀」を晴れ晴れと開いてまいりたい。(拍手)>

【以上で記念のスピーチを結びたい。この会合のあとは、ゆっくり、聞いたことを全部忘れてもよいから(爆笑)、楽しく過ごしていただきたい。

仏法は自由闊達なものである。決して窮屈な形式ではない。ゆえに仏法のリーダーは、形式にとらわれず、皆が楽になり、皆が喜び、皆が「きょうはうれしいな」と思えるよう、臨機応変に知恵を出し、細やかに配慮していくべきである。
反対に日顕は、仏子を抑え付け、苦しめ、いやな思いをさせ続けた。最大に守り、たたえるべき学会員を見くだし、いじめ、だましてきた。最低最悪の反仏法の人間である。

ゆえに責めねばならない。戦わねばならない。
最後に、大切な、尊き皆さま方が、いつまでも健康で、ご長寿で、ご多幸であられることを祈りつつ

壮大な
理想に生きゆく
わが友の
幸を祈らむ
三世のはてまで

──と詠よんで、本日の総会を終わります。サンキュー! ありがとう!】

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【改ざん問題】世界広布新時代 第21回本部幹部会(前編)
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【改ざん問題】改ざん行為を御書に照らせ!
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