投稿者:ジョーカー 投稿日:2015年 2月13日(金)18時48分8秒  

マートンによる「官僚制の逆機能」 ウィキペディアより
・ 規則万能(例: 規則に無いから出来ないという杓子定規の対応)
・ 責任回避・自己保身(事なかれ主義)
・ 秘密主義
・ 前例主義による保守的傾向
・ 画一的傾向
・ 権威主義的傾向(例: 役所窓口などでの冷淡で横柄な対応)
・ 繁文縟礼(はんぶんじょくれい)(例: 膨大な処理済文書の保管を専門とする部署が存在すること)
・ セクショナリズム(例: 縦割り政治、専門外管轄外の業務を避けようとするなどの閉鎖的傾向)
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これが官僚主義の悪弊というものですが、典型例として「上がやると決めたら、その通りにやれ」というのは、官僚主義の権化の人間の台詞である。上が決めた=規則であり、それ以外のことはするなと。

私は、世界広宣流布の足をひっぱるのは、日本の官僚主義的傾向にある組織ではないかと考えています。SGIメンバーとの話の中で、「日本はなんでもかんでも上が決めすぎている。もっと自由に、現場に裁量権をもたせたほうがよい」と、言っていました。私は聞きました。「日本では、なにかと報告ばかりで、支援活動になると特に細かい報告のオンパレードだけど、これをそっちの国でやったらどうなる?」と。その答えは、「誰もいなくなりますね」

また、ある婦人は言っていました。「友人に信心をさせたいとは思うけど、学会活動はさせたくない」
この言葉の中に、日本の組織の行き詰まりと、闇が潜んでいる。今の日本の組織の体質では、少子化を覆して、発展させていけるだけの何かがないことが、鮮明に映し出される。逆に、SGIから学んでいく時代が到来したと感じました。

日本は、日蓮仏法と創価学会の発祥の地ではあるが、だからといって、中心となる必要もないし、世界基準からしたら組織体質は最悪な部類に入るのではないか。SGIメンバーが日本の創価学会から学ぶことはほとんどないと思います。

本部に、SGIから学んでいこうという謙虚さはあるか。自分たちが優位な立場に立っていないか。現段階では一番広宣流布が進んでいるのは日本でしょうが、それは三代会長を中心として築いてきたものであり、今の執行部とは天地雲泥の差がある。その自覚があるのかどうか。SGIと日本の逆転現象が起きた時に、発祥の地というつまらないプライドを捨てられるかどうか。

ズブズブの官僚的昭和脳では、世界から見放される。組織が大きくなりすぎて、自分たちが偉くなったと錯覚してしまったのかもしれない。何もなかった頃のほうが、ギラギラして輝いていたのではないでしょうか。それを一番わかっている世代こそが、現在の執行部なのではなかろうか。