投稿者:ひかり(正義の師子同盟) 投稿日:2016年10月26日(水)15時16分32秒   通報 編集済
74ページの冒頭

『日本経済の再生に向け、安倍内閣が打ち出した3本の矢の一つに「成長戦略」がある。』

この一文は要りませんよ。

なぜ、こんな書き出しにしたのですか?

日本経済新聞の真似ですか?産経新聞の真似ですか?

大白らしくもない。

この一文で何かが壊れている感じです。

壊れているのは、仏法者のデリカシーです。

違和感があり、不愉快です。

浜教授言われるところの「アホノミクス」が、どれほど弱者イジメの格差社会を生み出したか、

明確に社会現象化し、今やその害悪を否定するのは難しくなってきています。

アベノミクスという政策は、経済の均衡回復にも弱者救済にも頓着せず、

安全保障政策と表裏一体だと、安倍氏本人が言っていますね。

これは経済政策ではなく、政治的安全保障的な目的のために経済を振り回しているのです。

ここに、大きなはき違えがあるのに、公明党も十分に理解せず、追随です。

大変大事な点ですが、「政治的な思惑に基づいて、経済政策を振り回してはいけない」のです。

ユーロ危機がいい例です。

ユーロという単一通貨は、統一後のドイツの力を封じ込め、一人歩きを阻止したいという

安全保障上の狙いで誕生した背景があります。

ベルリンの壁が倒れて、東西ドイツが統一されるという歴史的展開がなかったら、

ユーロは存在していません。

しかしその後、身の丈以上の価値の通貨ユーロを手に入れたギリシゃは、お金を借りまくった。

そしてユーロ危機。

これが、「政治的な思惑に基づいて経済政策を振り回したツケ」なのです。

しわ寄せが、またはしっぺ返しが来るのです。

経済政策を本来の目的(経世済民)とは違った濫用をすると危険。

ご用心なんです。

政治は監視し意見し、決して、為政者にまかせっ放しはいけません。

そして、大白ともあろうものが、使う文言としてどうなのか、言わせていただきますよ。