投稿者:無冠 投稿日:2016年 9月19日(月)15時07分46秒   通報

全集未収録のスピーチ144編の各抜粋(聖教新聞 2006.5~2010.4)を掲示します。

2008-12-13 【新時代第24回本部幹部会 青年部幹部会 池田華陽会1期生大会】

●友の奮闘に感謝
 一、私たちが敬愛してやまぬ、大文豪トルストイ先生は綴りました。
 「お母さまの顔はただでも美しかったけれど、微笑によってそれはいっそうすばらしくなり、まるで周囲のもの全体が明るくなるようであった。
 生涯のつらく苦しいおりおりに、もしほんのちょっとでもあの笑顔を見ることができたら、私はおそらく悲しみとはどんなものであるかをすら知らなかったであろうと思う」(中村白葉訳『トルストイ全集1』河出書房新社)
 お母さんの微笑みは、すべてを明るく照らしてくれる。お母さんの微笑みがあれば、私たちは、人生の苦しみも悲しみも、朗らかに乗り越えていくことができるのだ──。
 大文豪は、母の微笑みの光彩に、無上の宝を見出したのです。
 この激動の1年も、わが創価の母たちの微笑みが、どれほど明るく時代を照らし、どれほど朗らかに、皆を励ましてくれたことか。
 私たちは、心から感謝を表したいと思います(大拍手)。
 男性は皆、立ち上がって、広布の母への感謝を込めて、婦人部の皆様に最敬礼したい。  いつも、ありがとうございます!
 〈ここで男性の参加者が立ち上がって、会場の婦人部の皆さんに御礼を述べると、会場から大きな拍手がわき起こった〉
 いくら男性幹部が格好をつけて、威張ってみせても、現実に広宣流布を進めてくださっているのは、まぎれもなく婦人部の皆様である(大拍手)。
 仏法対話も、地域友好も、婦人部の方々の地道で、懸命な活動には、誰もかなわない。
 きめこまやかに個人指導を続けておられるのも、やはり婦人部が中心である。
 広布に励む女性に対し、男性は絶対に威張ってはいけない。叱ったり、怒鳴ったりする幹部など論外である。
 法のため、友のため、学会のために、けなげに行動しておられる婦人部、女子部の皆さんを、最大に讃え、尊重していくことが、大発展、大勝利の道である。

● 親を一番、大事に!
 後輩をまた一番、大事に!
 これが、「人道」の出発です。
 それから、男性は、女性を大事に!
 なかんずく、全員が、お母さんを大事に!
 これが、人生の「根本」です。
 親孝行ができないような人は、偉くなってもニセモノです。決して、「一流」にはなれない。
 これは、長い人生を生きてきて、数多くの人を見てきた私の結論です。
 とにかく、言葉に尽くせないほどお世話になってきた親を、見くだしたり、けなしたり、バカにするようなことがあれば、とんでもないことです。
 それは、断じて人間の行為ではない。動物以下です。
 本当に親孝行した人が、本当に偉くなっていくのです。
 また、たとえ今はできなくても、いつか親孝行をするんだ、必ず恩返しをしていくんだという心を持つ人が、最後は人生を勝っていくのです。
 世界の一流の人は、皆、親孝行を忘れません。きょうお越しくださったロシアの先生方もそうです。
 また、お父さん、お母さんがいない人は、わが胸中の父母を大事にしてほしい。その心こそが、自分自身を伸ばし、強く大きくしていく限りない力となるからです。

 「ともあれ、青年部幹部会の開催、おめでとう!(大拍手)
 この1年間、本当によく戦った。青年部の若きリーダーの諸君が、あらゆる広布の闘争に率先して頑張った。
 大勝利の1年となった。一人一人が大きく成長した。
 「大勝利」と「成長」は、一体不二なのです。
 君たちが、さらに成長してくれれば、未来の学会は、もっと素晴らしくなる。未来の世界は、もっと美しく輝いていく。
 諸君が将来を決定するのです。これからの時代が私は本当に楽しみです。

●強敵こそ善知識
 一、トルストイは記しています。
 「試練こそ私にはこよなく有難い」(ビリューコフ著、原久一郎訳『大トルストイ』勁草書房)
 また、「苦難に耐えることを知る人間は、不幸になるわけがない」というのが彼の信念でした。
 その通りと思う。
 私の人生も、そうだった。戸田先生も、そうおっしゃった。
 青年ならば、苦難にぶつかっていくことだ。試練に挑んでいくことだ。要領よく生きて、何で本物の人間ができるだろうか。
 苦労をして働く。広布のために戦う。時には、いじめられる。それでも前進を続けていく。そして勝つ。
 それが全部、自分自身の訓練となり、財産となるのです。
 仏法でも、”強敵”こそ、自分を強く大きく鍛えてくれる”第一の味方”であると教えている。仏になるための「善知識」なのである。
 トルストイは、政治の権力による弾圧にも、宗教の権威による破門にも、卑劣な虚偽の中傷にも、絶対に屈しなかった。
 「屈しない」ことが勝利である。永遠の勝利だ。
 屈してはならない。私も何があっても、絶対に屈しなかった。
 師子王である戸田先生に薫陶された直弟子は、何ものにも負けないからです。
 戸田先生のもとで、私は先生の事業の再建のために奔走し、弘教の先頭に立った。師匠を誹誇中傷する人間とは、言論の力で断じて戦い抜いた。
 ふがいない先輩など頼りにせず、自分が全責任を担い立った。若き皆様もまた、そうあっていただきたい。
 人生は戦いです。戦ってこそ、不動の自分ができるのです。

●「師と共に生きるのは最高の幸福」
 一、トルストイは論じている。
 ──我々は、冬の夜空に無数の星々を見出す。そして今度は、自分の内面を見つめてみると、そこには「心」と呼ばれるものがあり、それは星空よりももっと不可思議で、偉大なものだということがわかってくるのだ──と。
 仏法の生命観、宇宙観とも、深く強く響き合う考えだ。
 「冬は必ず春となる」(御書1253ページ)──。吹雪に胸を張る、ロシアの友が大好きな御聖訓である。
 わが生命から、冬にも負けない太陽が昇る。わが心から、春を告げる華が咲き香る。
 一人の女子部が立ち上がれば、そこから明るい歓喜の春が広がる。「広布第2幕 池田華陽会」の1期生大会、おめでとう!(大拍手)
 「トルストイ先生も、ショーロホフ先生も、私は青春時代から大好きであった。
 お二人は、何を願い求めておられたか。それは人類の幸福であった。人権と平和が守られるような、春が来る時代を願い、待っておられた。仏法と一致する考えである。
 その時代へ、朗らかに、手を取り合って、戦おう!
 1年間、本当にありがとう! ご苦労さま! ご列席の先生方に、厚く厚く御礼申し上げ、私のごあいさつといたします。スパシーバ!(ロシア語で「ありがとうございました」)(大拍手)