投稿者:無冠 投稿日:2016年 9月14日(水)22時32分21秒   通報
全集未収録のスピーチ144編の各抜粋(聖教新聞 2006.5~2010.4)を掲示します。

2008-8-24 【信越代表者会議】

■ 一、ご苦労さま!
 リーダーの皆さんの使命は尊い。哲学なき時代に、慈悲の精神を広げゆく、名誉ある存在だ。しっかりと心を合わせて、一切の勝利へ進みたい。
 皆をほっとさせる。心を楽にさせる。これが名指導者だ。とくに、だれよりも真剣な女性の方々に、苦しい思いや嫌な思いをさせるようなことがあっては絶対にならない。
 一家を、社会を、幸福へと導く、女性の力は、あまりにも大きい。
 「偉大なる婦人部、万歳!」と私は心から讃えたい(大拍手)。

● 固き握手を!
 一、指導者の真価が試されるのは、苦難の嵐の時である。
 正義を貫けば、迫害される。これが歴史の常だ。その時に、知らん顔して戦わない。自分だけ、いい子になる。そういう、ずるい、だらしのない人間が、どれだけ民衆を苦しめてきたことか。
 だからこそ私は、若い人を育てたい。青年から革命するのだ。時代は、もはや新しい段階に入っている。
 欺瞞と嫉妬と忘恩をはねのけ、同志のため、後継の友を育てるために、私は生きて生きて生き抜いていく。これが今の決心だ。
 信越は、青年革命の模範となっていただきにい。真実の師弟の歴史を叫ぶのだ。永遠に増上慢とは戦うのだ。それが日蓮大聖人の教えであるからだ。
 信越の同志は、粘り強い。威張らない。傲慢がない。そこに偉大さが光っている。
 晴れの日も、吹雪の時も、何があっても変わらずに、信義の道を誠実に歩んでいる。わが愛する信越の友に、記念の和歌を贈りたい。

  師と弟子と
   同志と同志と あまりにも
    固き握手の  信越万歳

■ 光栄なことに、私の全集は、全150巻となる予定である。
 〈『池田大作全集』が完結すると、ゲーテ全集143巻(ワイマール版)を超える〉
 これこそ、戦後の最大の苦境のなかで、わが師・戸田先生が、万般の学問の核心を打ち込んでくださったおかげにほかならない。
 書くことは戦いだ。
 広布のために東奔西走し、私の執筆は深夜に及んだ。
 とくに小説『人間革命』『新・人間革命』など、日々の連載は大変である。疲れて筆が動かず、妻に口述筆記してもらうことも、たびたびであった。
 人知れぬペンの闘争を、夫婦して続けてきた。戸田先生が生きておられたならば、「頑張ったな」と、ほめてくださったであろう。
 その原稿料も、印税も、広布のため、教育のために捧げてきた。
 妻も、「それが正しいと思います。戸田先生、牧口先生も、喜んでくださるでしょう。何より学会員が喜ぶと思います」と凛として賛成してくれた。
 私事であるが、未来の指導者のために語り残しておきたい。

■ 師匠がいるから、勝利の軌道を歩める。
  師匠がいるから、増上慢を打ち破れる。
  師匠がいるから、人間革命できるのだ。

 一、仏法の師匠は、正しい法を教え、弘める。師弟の破壌は、仏法の破壊だ。
 障魔は、卑劣にも、師に襲いかかる。その師を護らずして、何の弟子か。
 これが根幹だ。これが主であり、他の問題は従なのだ。魂の支柱が腐れば、正義の城は崩れてしまう。
 時流がどうあれ、社会がどう動こうと、師弟という柱は、ゆるがせにしてはならない。

● 祈って行動だ!諸天よ厳護せよ
 一、結びに、敬愛する信越の皆さんに、和歌を贈りたい。

    偉大なる
     おお信越の
      同志らは
     日本一なる
       信仰王者か

    師弟不二
     深く知りたる
       信越の
     同志に幸あれ
      三世に福あれ

 そして、「信越の同志 万歳! 信越の広宣流布 万歳! 諸天善神 厳護せよ!」と申し上げ、私の入信記念日のスピーチとさせていただきたい。
 我らは、世界一の平和の大事業を担っているのだ。これほどの誉れはない。
 不惜身命で戦おう!
 折伏精神で語ろう!
 これこそ日蓮大聖人の魂であるからだ。
 私も、同志の皆さんの祈りのおかげで、ますます健康である。広布へ戦えば、元気になる。一人が立てば、必ず幸福の波動が広がる。
 若々しく進もう!
 すべてに勝とう!
 勝利を祈って行動しよう!(大拍手)