2016年4月19日 投稿者:信濃町の人びと 投稿日:2016年 4月19日(火)15時50分44秒 通報 編集済 ■女性に最敬礼! 男性は、どんなことがあっても、婦人部・女子部を叱ってはいけない。 たとえば、本人の信心の成長のために、指導や注意が必要なことはあるだろう。 しかし、感情的に叱るとか、威張るのは間違いである。 また、女性を叱るような幹部を、周囲は許してはならない。 婦人部・女子部の皆さん方が懸命に広布に尽力してくださることを、仮にも、当たり前などと思ったら、とんでもないことだ。常に賞讃していくのだ。尊敬していくのだ。 そして、もしも、何か足りない点があれば、男性が代わりに努力していくのだ。それでこそ男である。 婦人部・女子部の尊き奮戦に、より一層、盛強できる「美しき心の創価学会」になっていこう!(大拍手) ドイツの大文豪ゲーテは、「勇気」と題した詩のなかで、こう歌った。 「最も大胆な先達の手で/路の開かれて居ない所は/汝みづから それをひらけ(三浦吉兵衛訳『ゲーテ全集第1巻 詩集』大東出版社。現代表記に改めた) 広宣流布の指導者ならば、死にものぐるいで道を開くことだ。 私は戸田先生の弟子となり、先生に命懸けでお仕えした。 お金もなかった。批判ばかりであった。 その苦闘の日々は、皆さんには想像もつかないだろう。 先生亡き後も、正義ゆえの難を一身に受けながら、ただ恩師の構想の実現のために戦った。そして、恩師を世界に知らしめてきた。 真剣でなければ、道は開けない。新しい歴史をつくるのは、必死の一人である。 皆さんは、決然と一人立つ勇者であっていただきたいのだ。 今月の20日、聖教新聞は創刊58年を迎える。 写真も文字も、一段と鮮やかで見やすく読みやすい紙面に生まれ変わった。 戸田先生は、「(広宣流布の)使命完遂のために聖教新聞は働くのである」 「聖教新聞が、どれほどすごい新聞か、認識させ、理解させていくんだよ」と訴えておられた。 「会員第一」の情念をもち、広布の機関紙として、さらなる正義の前進を期待したい。 ■アフリカの友も意気軒高! 私と妻のもとには、日本中、世界中の健気な同志からの報告が、両断なく届く。 先日、西アフリカのシエラレオネ共和国かちも、意気軒高なメンバーのアルバムをいただいた。 シエラレオネは、わが北海道とほぼ同じ面積と人口の国で、国の名前は「獅子の山」という意味である。 10年以上にわたる内戦に苦しんだシエラレオネでも、創価の友が「自身の宿命転換を通して、家庭、地域、国家の宿命転換を!」と、行学の二道に励んでいる。本当にすごいことだ。 また、創価同窓の女性リーダーも元気に活躍している。世界中で、創価同窓生、そして池田華陽会の友が、平和と文化の推進力となってくれている。本当にありがとう!(大拍手) ■栃木の天地で 栃木・日光総県の婦人部長からは、広大な山間部で活躍する同志の報告が届いた。 それは、福島県との県境に位置する、川治地区である。 同地区の所属する川治支部は、東京23区が入ってしまう広さ。地区の家々を一回りすると、ゆうに100キロを超える。冬は深い雪に包まれる。聖教新聞の購読料も、郵送費がかかる分、高くなる。 この川治地区では、地区部長、地区婦人部長のご夫妻を中心に、一軒また一軒と対話を重ねながら、聖教新聞の購読世帯を大きく拡大。3月も、目覚ましい友人への購読を達成されたのである(大拍手)。 その陰では本部新聞長が、「共に勝って、池田先生へ勝利の報告を」との思いで、激励に次ぐ激励を、真剣に続けてくださったとうかがっている。 これまでも私は、さまざまな報告に対して、即座に応え、一人一人に細かく激励の手を差し伸べてきた。 文豪ゲーテは、「ひとにはいつもはげましが必要なのです」(ビーダーマン編・菊地栄一訳『ゲーテ対話Ⅱ』白水社)と述べている。ゲーテ自身も、小さなことでもほめ讃え、元気づけ、励ます名人だったといわれる。 あまりにも健気な、尊き同志の奮闘を、広布のリーダーであるならば、ゆめゆめ忘れてはならない。 「大変な環境のなかで、これほどまでに!」と皆が感嘆せずにはいられない、偉大な歴史を開いている友が、たくさんおられる。 日本と世界の、そうした友の勇姿を、私は、これまで以上に宣揚し、大きく光を当てて差し上げたい。いまだ知られていない、師弟の勝利の物語が、無数にある。 (続く) Tweet