投稿者:生涯広布(正義の師子同盟)メール 投稿日:2016年 5月11日(水)05時59分44秒   通報
抜粋・転載・・続けます・・

それからみれば、一国を形だけ治めて威張っているリーダーなど、比較にならぬほど小さな存在である。

また、名月天使(月)、普香天子(ふこうてんし・・明星を代表とする諸星)、宝光天子(太陽)の、三光天子も来集
している。
さらに四大天王がいる。御本尊の四隅にお認めの諸天善神である。
このうち”時国天王”は、”治国天”ともいい、東方を守護する。他の西南北の三洲をも兼ねて守護するので持國という。
また、”安民”の名もあり、文字通り、国土を平和に治め、民を安穏に守護する働きである。
”広目天は”西方を守護し、淨天眼をもって常に衆生を観察している。悪を見破り、悪人をこらして仏心を
起こさせる。核兵器等、悪魔の働きを見破り、防いでいく働きも、これに含まれると考えられる。
”毘沙門天”は”多聞天”ともいい、北方を守護する。財宝富貴(ふうき)をつかさどって、その力で仏法を守護する。
また、多聞の名の通り、常に仏の説法を多く聞き、仏の道場、法座を守る。
”増長天王”は南方を守護し、衆生の所業の善悪を検討し、帝釈天に報告する。また、増長とは免離(めんり)
の意味で、煩悩や不幸を近づけない働きとされている。
以上が四天王で、みな帝釈天に率いられた勇将である。

そして、”自在天子” ”大自在天子”も集っている。大自在天子は威力を持って三千世界を支配するとされる。
いかると国土が荒れ乱れるので、暴悪とも称する。

これら序品に説かれら諸天は、それぞれ一万ないし三万の眷属とともに釈尊の法会に列座している。
さて、法華経の安楽行品第十四には、”諸天昼夜に、常に法の為の故に、而も之を衛護し、能く聴くものをして、
みな歓喜する事を得せしめん” P462開結と説かれている。

すなわち、法華経を弘教する人がいれば、法のために、諸天善神が昼となく夜となく、常にこの人を守護し、
その人の弘教を助け、その法を説いて聞かせる、どんな相手をも歓喜させてしまうというのである。
御本尊を受時し、広布に進む人を、いかなる時にも助け、妙法を推進していく ー これが諸天の仏前
での誓いである。

同品にはさらに”天の諸々の童子 以って給仕をなさん 刀杖も加えず、毒も害すること能わじ” 開結P468
とも説かれる。

正法流布の人には、諸天が来たって仕え、刀や杖、毒薬など様々な危害、事故等から、その人を守る
という厳然たる約束である。

さらに陀羅尼品(だらにぼん)第二十六では、鬼子母神とその娘である十羅刹女らが守護を誓う。
”世尊、我ら亦、法華経を読誦し受時せん者を擁護して、その衰患(すいげん)を除かんと欲す” 開結P644 と。
七難など人間を衰えさせ、煩わせる災害・災難から救うとの誓願である。
今夜はここまで・・続きは明日、または明後日 チョキ
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