投稿者:一人のSGI 投稿日:2016年 8月21日(日)06時40分46秒   通報
弘の五に云く「一念の心に於て十界に約せざれば事を収むることアマネからず三諦に約せざれば理を摂ること周からず
十如を語らざれば因果備わらず三世間無んば依正尽きず」
  一念三千理事 p408

十界の衆生・各互に十界を具足す合すれば百界なり百界に各各十如を具すれば千如なり、此の千如是に衆生世間・国土世間・
五陰世間を具すれば三千なり、百界と顕れたる色相は皆総て仮の義なれば仮諦の一なり千如は総て空の義なれば空諦の一なり
三千世間は総じて法身の義なれば中道の一なり、法門多しと雖も但三諦なり此の三諦を三身如来とも三徳究竟とも申すなり
  一念三千法門 p413

この2つの御書で「三諦に約せざれば理を摂ること周からず」と「法門多しと雖も但三諦なり此の三諦を三身如来とも
三徳究竟とも申すなり」とあります。
全ての法門が生命の側面側面を説いているとすれば、それは又全ての法理が三諦として説明できるのでないか、と考えました。
それを表にしてみました。

  <三諦>   (中)       (空)      (仮)
  <三身>    法身        報身      応身
  <三徳>    法身        般若(智慧)  解脱

、、とここまでは、公式の教学で説かれています。

そして私はこれらも配してみました。

 <三宝>    仏の宝       法の宝      僧の宝
 <修行>     信         学        行
 <三学>     定         慧        戒  など

そして上の三学と三大秘法の関係は、本門の本尊は定、本門の戒壇は戒、本門の題目は慧に対応します。(教学の基礎 p55)
とありますので、それに即して更に3大秘法を配すると下記の様になります。

 <三大秘法>  本門の本尊    本門の題目    本門の戒壇

そして、その上で、空仮中の三諦を更に深く分析してみました。