投稿者:陽光メール 投稿日:2016年 8月17日(水)09時12分47秒   通報
40年以上のアメリカ広布に貢献した草創期メンバーに「アメリカ広布パイオニア賞」という賞が池田先生から私に贈られた。私は、『アメリカ広布パイオニア賞』の第一号(一番早い時期に頂いたと言う意味)として2009年10月2日に賞状を頂いた。

その時に、永●理事長(当時)のメッセージにこうあった。「このたびは、先生からの栄えあるアメリカ広布パイオニア賞のご受賞、大変におめでとうございます。皆様方が、雨の日も、風の日も、そして嵐の日も、メンバーの為に、必死に尽くして下さった為、その汗と涙の結晶が、今、壮大なるアメリカ広布の潮流となって動き始めました。いよいよ、100を超えるコミュニティー・センターが全米に設置され幾十万の人々が、やがて幾百万へと、先生の偉大な哲学と、大聖人の仏法哲理を学び、このアメリカの天地で幸せと勝利の道を歩んでいくことを信じます。

その確かな第一歩は、先生と共に立ち上がられた皆様方が歩み築かれたのでございます。只々、限りない感謝の思いで一杯でございます。皆様お一人お一人なくして、私達は存在しません。池田先生は「御書と師弟」でこう仰せです。「私達の広宣流布の大運動は、『全世界』が舞台であり、『一万年』の彼方をも視野に入れています。汝自身の生命の旅も三世永遠であります。この壮大なスケールに立って、一切の事で、一喜一憂することはありません。妙法を唱え弘めて生きる人生は、『苦をば苦と悟り楽をば楽とひらき』ながら、自他ともに、どこまでも『常楽我浄』の軌道を悠々と上昇していけるからです。(聖教新聞、2009年9月10日)・・・あとは略・・・」

かくの如きアメリカ広布草創期の功労者をいとも簡単に処分する。しかも、対話を避けて陰でこそこそと悪口罵詈をする、この行為。この大きな矛盾。思わず笑ってしまった。しかし、私のアメリカ広布パイオニア賞は永遠の功績であり、下記の「問答無用 対話なき処分」も永遠の事実である。

問答無用 対話なき処分: あとがき 1~4
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アメリカは世界において最も大切な広宣流布の拠点であることは何度も聞いたことがある。また、先生は海外指導で他の国に較べてアメリカに最も頻繁に来られたのである。その数は27回に及ぶ。これほど最多に来られた国はどこにもない。それだけアメリカという国に期待されていたことが分かる。過去において、先生はアメリカに住まわれて広宣流布の指揮を執る、と言われたこともあった。また、フロリダ州ウェストン市にあるFNCCの内部に先生の二階建ての家もあった。その家の内装は変わり、現在は池田記念館として先生の揮毫、大学講演のテープ、メモラビリア等が陳列されている。

また、先生が27回目に来米された時、メンバーの激減にともない「私は二度とアメリカには来ない」と大幹部を叱咤された、と聞く。その後、先生は一度もアメリカに来られることはなかった。当時、先生がアメリカに来られるように唱題会を会館で開いて題目を唱えたものだ。しかし、その背景は私達に全く知らされていなかった。

今思うに、先生は大幹部達の生命の傾向性を当時から見抜かれておられたのではないかと思う。結果、現在のように訳の分からない処分をしたり、道理に合わない人権蹂躙の事を平気でするようになった組織で、先生の「一人を大切」にする人間主義の哲理はどこかに消えてしまったかのようだ。