投稿者:ジョーカー 投稿日:2015年 1月26日(月)18時47分52秒  

本日の聖教新聞に、SGI提言(上)が掲載されていましたので、
超簡潔に書いていきたいと思います。

テーマは「どうしたら地球上から悲惨の二字をなくすことができるのか」
それについて、三つの角度から論じられている。

1、「政治と経済の再人間化」
2、「内発的な力の開花の連鎖」
3、「差異を超えた友情の拡大」

「政治と経済の再人間化」とは、政治や経済の主眼を一人一人の人間の苦しみを取り除くものに向け直すこと。安全保障や国力増強よりも弱者や困っている人を中心に考えていくこと。それが人としての道であり、基準とすべきものである。

「内発的な力の開花の連鎖」とは、いかなる状況であれ、自分に何ができるのかを考えていくこと。苦しみや悩みも力に変え、その体験を他者と分かち合うことにより、共感が生まれる。それが同苦の連鎖となり、人を支えていく基盤ができていく。

「差異を超えた友情の拡大」とは、所謂、敵カテゴリーにいる人も、自分と同じ人間である。自分へのこだわりを捨て、相手の立場を理解する努力をしていくこと。

これが悲惨の二字をなくすための三つの方途である(なんというざっくり感)。

一番苦しんでいる人に目を向け、自身の体験を語ることにより、共感と同苦の連鎖を生み、尚且つ、相手の立場も尊重する。これが悲惨の二字をなくす「人としての道」。
このような生き方こそが仏法者の生き方であり、創価学会では「人としての道」を外さない人材を育成し、輩出していくのが使命と言えましょう。

そして、人としての道を外した人間が、悪道に堕ちていくわけです。
当たり前のことが一番大事なことなのだと思います。

結局は、どのような立場にいようと、人としてどうかであり、そこを見ていくこと。平凡ではありますが、真理というのはいつでもシンプルなものです。

以上、ものすごく簡単に書きましたが、提言を読む時間や体力、余裕のない人はこれだけは押さえておいたほうがいいと思い投稿しました。