投稿者:ジョーカー 投稿日:2016年 8月 3日(水)14時50分57秒   通報
真・桃太郎様

私が言わんとしていることは、組織を大切にすることと、「組織人間」になることとは、根本的に違うということです。そして、戸田先生の、「私の命よりも大切な学会の組織」という話を、悪用する人間がいます。この戸田先生の話は、当然、組織のために自分を犠牲にする「組織人間」になれということではない。それでは宗教のための人間となってしまうので、ありえない解釈です。組織人間という浅い話ではなく、もっと深い次元の話をされているのが戸田先生です。

54年は、執行部の方針に、唯々従ってしまった人たちの歴史でもあります。真・桃太郎様が仰るように、指示されたまま学会活動しても、功徳は絶大であり、それ自体、当たり前の話ではなく、尊いことです。しかし、ここでしている話は、そういう次元の話ではありません。

創価学会とは、一大教育機関でもあります。即ち、「どのような人材を輩出するか」であり、功徳だけを追っているわけではありません。いかに、価値を創造する人間(創造的人間)を育成するかがカギであり、その反対が、組織人間です。創造的人間とは、自分自身で考え、行動できる人です。学会の中で言えば、実質的に広宣流布を進めることが価値です。それを自分の頭で考え、行動できる人間を育成してこそ、真の意味での広宣流布の推進となる。

組織人間とは、言われたことだけは忠実にできるが、それ以上のことは考えないし、行動もしない。新入会のメンバーならまだしも、学会のリーダーになるのであれば、この段階では心許ない。心許ないというよりも、いざという時(54年等)においては、かえって仇となることを知らねばならない。組織人間は、おかしいものをおかしいと、考えるだけの思考力がない。組織を大切にすることと、組織人間を混合してはならない。

組織人間になると、組織の方針に合わないものは、団結を乱すものという短絡的な思考に陥ります。正解は決まっていて、それ以外のものは受け付けない。聞いているようで聞いていない。そしてそれが、排除となってあらわれる。他でもない、私自身も組織人間でしたからわかるのです。組織人間から脱却した時に、創造性が開花し、いまだかつてない思考力とパフォーマンスを発揮できるようになりました。

組織とは、人間の力を結合するものですので、広宣流布には不可欠です。厳密に云うと、組織という実態は存在しません。あるのは、そこにいる人間です。つまり、人間の力を結合する方便こそが組織であり、広宣流布とは、人間の力(一念)で推進するのです。そしてその人間の力とは、自分自身の力(一念)として捉えるのが日蓮仏法です。

組織が大きくなればなるほど、自分の力の小ささを感じてしまうのが人間の性です。組織という巨大な歯車の中の極一部に過ぎないという錯覚を抱きます。それが組織主義(組織人間)や無力感を生み出します。そういうものと対極にあるのが、創価の人間主義であり、創造的人間なのです。

日本はとくに組織的に物事を考えやすいので、組織人間になってしまいがちです。そういう土壌から、創造的人間を輩出することは難しい。それでは、新世界(21世紀)では通用しない。どこの団体も、変われなければ滅びるだけであり、それが道理です。いかに組織人間から脱却するかが、結果的に、学会を守ること(大切にする)に繋がるわけです。