投稿者:赤胴鈴之助 投稿日:2016年 7月10日(日)02時22分57秒
うえのどの、しょろうしょ、
うえのどの、ははあまごぜごへんじ、
しっぴつ、 こうあん4ねん、60さい、p1583。

しらよね、いちだ、すみさけつひとつ、20ひさげ、か、かつかう、ひとかう、ぶくろおくりたびそうらい、おわんぬ。
このところの、やう、せんぜんに、もうしふりそうらいぬ、さては、いぬる、ぶんえい、11ねん、みなつき、17にち、このやまにはいりそうらいて、ことし12がつ、ようかに、いたるまで、このやま、いずることいっぽも、そうらはず、ただしはちねんがあいだ、やせやまいともうし、としともうし、としどしに、み、ゆわく、こころ、をぼれ、そうらいつるほどに、ことしは、はるより、このやまい、をこりて、あきすぎ、ふゆにいたるまで、ひびに、をとろへ、よ、よにまさり、そうらいつるが、このじゅうよにちは、すでに、じきも、ほとをと、とどまりて、そうらううえ、ゆきは、かさなり、かんはせめ、そうらう、みのひゆること、いしのごとし、むねのつめたきこと、こおりのごとし、しかるに、このさけ、はたたかに、さしわかして、かつかうを、はたと、くいきりて、いちどのみてそうらへば、ひをむねに、たくがごとし、ゆにはいるににたり、あせに、あかあらい、しづくに、あしをすすぐ、このおんこころざしは、いかんがせんと、うれしくをもひそうらうところに、りょうのめより、ひとつのなんだを、うかべてそうらう。
まことや、まことや、こぞの9がついつか、こ、ごろうどののかくれにしは、いかになりけると、むねうちさわぎて、、ゆびを、をり、かずへそうらえへば、すでに、にケかねん、じゅうろくかげつ、よんひゃくよにちに、すぎそうらうが、それには、ははなれば、おんをとづれやそうやらむ、いかに、きかせたまはぬやらむ、ふりしゆきも、またふれり、ちりしはなも、またさきてそうらいき、むじょうばかり、またも、かへりきこへそうらうはざりけるか、あらうらめし、あらうらめし、よそにても、よきくわんざ、かな、よきくわんざ、かな、たまのやうなる、おとこかな、おとこかな、いくせ、をやの、うれしく、をぼすらむと、み、そうらいしに、まんげつに、くものかかれるが、はれずして、やまへはいり、さかんなるはなの、あやなく、かぜのちらせるがごとしと、あさましくこそ、をぼへそうらへ。 p1584
にちれんは、しょらうのゆへに、ひとびとの、ごもんの、ごへんじも、もうさずそうらいつるが、このことは、あまりになげかしくそうらへば、ふでをとりて、そうらうぞ、これも、よも、ひさしくも、このよにそうらはじ、いちじょう、ごろうどのに、いきあいぬと、をぼへそうらう、ははよりさきに、けさんし、そうらわば、ははのなげきもうしつたへ、そうらはん、ことごと、またまたもうすべし、きょうきょうきんげん。
12がつ、ようか、          にちれん、 かおう、
うえのどの、ははごぜごへんじ
たいごう 、なんじょうときみつのはは。