投稿者:通行します 投稿日:2016年 3月27日(日)13時22分55秒   通報
3月4日発売の「宗教と現代がわかる本2016」では

【創価教育同窓生有志による安保法案への抗議活動の記録】
として発起人3名の思いが取り上げられています。

その一部を引用し紹介します。

 創価教育の淵源は、牧口常三郎先生が価値創造の生き方を説いた教育論『創価教育学体系』(1930年)を著し、戸田城聖先生とともに、創価教育学会を創立したことにさかのぼります。

牧口・戸田両先生は、戦時中、軍国主義の国家権力に抵抗したため過酷な弾圧を受けました。

両先生の遺志を継いだ池田大作先生は、生命尊厳の哲理を掲げ、戦争と核兵器を絶対悪とし、一貫して戦争の悲惨さと平和の尊さを叫び続けてきました。

憲法の平和主義を画期的な理念として堅持し、それを全世界に広め具現化することが日本の使命とも呼びかけています。そして、創価教育の学舎として、創価幼稚園・小学校・中学校・高等学校・女子短大・大学を創立しました。しかしながら、創価教育に学んだ同窓生の存在自体が直ちに「見えない反戦」になるわけではありません。

大事な時に、その教育の真価が行動として示されねばならないというのが、私たちの一致した思いでした。

 政府与党が、この法案の成立を図るため、憲法改正の手続きによらず、解釈の変更によって憲法9条を空文化したことは、平和主義と立憲主義を破壊する行為です。

また、政府与党の一部は、仮想敵国の脅威を煽り、国家間の緊張関係を「外交努力」よりも「軍事力」で抑止することを主張しましたが、それは際限のない軍拡競争を誘発し、ひいては平和を破壊する危険性を孕みます。

私たちは、「対話外交の徹底」と「平和憲法の堅持」により、国家間の友好関係を強化することこそが、戦争を防ぐ恒久的な力となり、世界の人々が平和の中に共存共栄をなす鍵になると確信しています。