投稿者:ジョーカー 投稿日:2016年 2月22日(月)13時01分49秒   通報

長者の子様

質問ありがとうございます。学会精神について、私なりの考えを述べたいと思います。

山本伸一こそがミスター創価学会であり、学会精神そのものです。小説人間革命・新人間革命における、山本伸一の振る舞いこそが、学会精神を体現しており、小説を通して、それを伝えようとされているのだと思います。そして、創価三代というのもまた、学会精神の体現者だからこそ永遠の師匠であり、模範の存在なのです。いかなる時代になろうとも、学会精神を受け継ぐことは絶対に変わるものではなく、それを「永遠」という表現の中に包含されている。

学会精神である山本伸一の振る舞いとは一体何か。それを「励まし」という一つの言葉に、集約されていくのではないか。先生のスピーチや指導というのは、自分が追い込まれていればいるほど、苦しみの渦中なほど、響いてきます。まるで自分のために話をされているのではないかと錯覚を覚えるほど、伝わってきます。それは、池田先生の、「一番苦しんでいる人に勇気と希望を送りたい」との強い一念がなせる業だと思うのです。絶望との戦いをしている人に対して、茶番の上辺だけの指導など通用するものではないからです。

直接的であれ、間接的であれ、池田先生より様々な激励をしていただいております。このことに気づいているかどうかです。とくに21世紀になってからは、私自身も和歌や書籍、伝言、お菓子等、激励の数々であり、きっと多くの皆さんも、先生より激励をされていることでしょう。

SGI会長と共に7新時代を創るより
「どうすれば、皆が元気に喜んで進んでいけるか。具体的に手を打つことだ。」

教義変更や安保法制の問題の根幹はここにあります。モヤモヤ苦しんでいる会員にたいして、元気に喜んで進んでいけるような「配慮」はなく、逆の、「排除」の流れで進んでしまっている。さも、「ついて来られないほうが悪い」「呼吸を合わせられないほうが悪い」という切り捨ての理論。ここに学会精神は存在しない。宿坊の掲示板での今の学会に対する憂いはまさに、「学会精神の喪失」にあるのではないでしょうか。

どうしたら人は、元気になり、歓喜するか。そのキーワードは「納得」です。21世紀は心の時代です。心を大事にするということは、一方的ではなく、納得の対話をしていくということです。パワープレイが通用したのは、20世紀までです。まだ、この意識のシフトチェンジが出来ていない人がいます。私は、納得こそが、一人ひとりの本源的な力を引出し、可能性を開いていけることを、身をもって知っています。掲示板における私自身の学会精神を語るならば、自分の文章を通して、誰か一人でも、「元気になった、題目をあげたくなった、勇気が湧いて来た」と思っていただけたらという一念で投稿しています。そのために、しっかり題目をあげてから文章を書きますし、何度も内容をチェックします。そして、いかなる質問にも正面から答え、うやむやにすることはありません。

まずは、励ましをテーマに、「自分自身にとっての学会精神とは何か」を考え、実践していくことが、価値創造であり、創価の生き方です。そして、「私自身が創価学会であり、学会精神を体現する者ぞ」と言い切れる戦いを展開していきたいものです。