2016年2月3日 投稿者:信濃町の人びと 投稿日:2016年 2月 3日(水)10時10分4秒 通報 編集済 ノーベル化学賞、ノーベル平和賞の受賞者、ライナス・ポーリング博士。ご承知かと思いますが、池田先生のご友人です。 博士は、第二次大戦中の原子爆弾開発、マンハッタン計画に参加することを拒否。戦後のアメリカ議会から共産主義者とレッテルを張られ、狂気のレッドパージ(赤狩り)を受け迫害されました。 ラッセルアインシュタイン宣言の署名者でもあり、行動する平和主義でもあります。 翻り、今日本では平和の為に、また、池田先生の教えを守る為に立ち上がった同志に対して、原田会長、長谷川理事長を先頭とした学会最高幹部、大幹部が、こぞって三色旗のデモは共産党とレッテルを張り、誹謗中傷に明け暮れています。 一体どちらが本物の池田門下と言えるのか。 創価学会の会長、理事長たるべきもの。恥ずかしい限りです。 ********************* ■「人権の世紀」「人道の世紀」へ大いなる第一歩 「科学の進歩」と「世界の平和」に貢献された博士ご一家が、正義の行動ゆえに、どれほど嫉妬され、悪口され、迫害されてきたか。 「ポーリングは共産主義者だ!」とレッテルを張られ、事実無根の罪で陥れられた。議会から何度も喚問を受けた。 正義の人が迫害される――これが歴史の常である。 しかし、博士は獅子であった。いささかも臆さなかった。勇敢に言論で戦った。 権力の不正と戦いぬいたのは、たんに自分のためだけではなかった。 博士は厳然と述べておられる。 「この(=上院議会の)小委員会が私におこなったと私が判断する不正な行為に対して戦うのは、私ほどには自分のために戦う能力のない人びとのためにでもあるのだということを言っておかねばならない」 「将来、このような調査が違法とされるような法律ができることを切実に望む」(テッド・ゲーツェル、ベン・ゲーツェル『ポーリングの生涯』石館康平訳、朝日新聞社) 人権を踏みにじられ、冤罪で苦しめられる人々のために戦おう! 未来のために、権力の横暴に断じて歯止めをかけてみせる!――との雄叫びであった。勇気ある決心の闘争であった。 青年部の皆さんも、人生の英雄となり、勝利者となろうとするならば、博士の不屈の信念を深く心に刻むべきだ。そして実行することだ。ジャンヌ・ダルクのごとく、勇敢に立ち上がっていただきたい。 「人権の世紀」「人道の世紀」へ、大いなる第一歩を踏み出されたのが、ポーリング博士である。その道に、私たちも続きたい。 池田大作全集スピーチ93巻 第三回全国青年部幹部会、オレゴン州立大学「特別栄誉賞」授与式 (2002年4月13日) Tweet