投稿者:ジョーカー 投稿日:2015年11月24日(火)23時03分43秒   通報

2010年8月14日当時の会則の全文のコピーを所有しています。5年前との対比ならできますので、ポイントを挙げたいと思います。

まず、会則前文が大幅に変わっています。「大誓堂」、「日蓮世界宗創価学会」、「信濃町を『世界総本部』」等は、新たなに追加されている文言です。三代会長が「永遠の規範」や「永遠の指導者」から、「永遠の師匠」という位置づけとなり、大誓堂(信濃町)を中心とした世界広宣流布という池田先生の構想を元に、これから進んでいく流れになりました。これにより、世界広布の中心地は信濃町に確定し、それが永遠の師匠の御意志であるから、揺るがせにできない体制をつくったとも言えましょう。

細かい文言の改正は多々ありますが、会長はじめ、監正審査員や、師範等の任期が短くなっています。全体的に任期を短くしていますが、その意図は不明です。そういう枝葉の部分は置いておいて、今回の改正の目玉は、主任副会長制の導入です。副理事長制が廃止されましたが、その代わりに導入されたのが主任副会長制ですが、では、副理事長と何が違うのか。ここが重要なポイントです。

副理事長の権限になかったもの
「第21条 主任副会長は、会長を補佐し、会長および理事長に事故のあるときまたは会長および理事長が欠けたとき、会長があらかじめ定める順序に従って、臨時に、会長の職務を行なう。」

副理事長の権限は、あくまでも理事長を補佐するに留まりましたが、主任副会長は、臨時の場合、会長の職務を行うことができるという強い権限が付与されています。私見を述べるならば、一番魔王が好みそうなポジションです。ナンバー3の立ち位置である、主任副会長こそが、実質ナンバー1のポジション(裏で操る黒幕的な)ではないかと思います。主任副会長の動向、要チェックです。