2015年8月29日 投稿者:ダメよ~ダメダメ 投稿日:2015年 8月29日(土)00時28分58秒 通報 先生の重要な平和への提言のアップありがとうございます。 全くこの通りだと考えます。 まさかこの提言等が30、40年前のもので時代状況や背景が違うので現在の安保法案問題の 議論には当てはまらないなどと云う詭弁を弄する方々はいないと思いますが。 もしそれを言ってしまえば宗祖の御金言である御書は七百数十年前のものです。 宗祖や歴代の御金言、御指導を否定する事の方が師敵対そのものであると考えます。 安保法制 投稿者:掃除婦は見た 投稿日:2015年 8月28日(金)22時52分42秒 師匠はこう仰っています。 「残念ながら、戦後二十年にわたって、万年与党と政権を担当してきた、わが国の保守党は、本来、この憲法制定に重大なる寄与をしたアメリカのその後の政策変更に追従して、軍備の復活をすすめ、平和憲法を、害虫がリンゴについたように空洞化してしまった。それでも飽きたらず、戦争放棄の規定を、非現実的な理想主義と嘲笑し「国を守る気概」などと唱えながら、憲法改悪をすら企んでいるようである」 「彼らはいう。「国民は国を守る気概をもたなければならない。泥棒に対して戸締まりをするのは当たり前のことだ」と。ではどこかにピストル強盗が入ったからといって、各人がピストルで武装しなければならないのか。一体戸締まりをするということが、どこで武装と結びつくのか、どうも不思議な論理になってしまう」 「(戦争による)幾百万、あるいは幾千万の犠牲は、すべて、戦争を起こした権力者の野望による犠牲であったともいえよう。とすれば国民は外敵の侵入に対して、国を守る気概をもつより以前に、まず、為政者の野望から身を守る気概をもつほうが大事のようである」 「今日、再軍備をすすめ、憲法の改定を主張する人々は、戦争の体験を忘れた健忘症か、戦争で甘い汁を吸った”死の商人”の手代としてしか、私には考えられない」 以上「私の人生観 平和憲法と日本」 「完全中立を貫くということは、世界の平和を守るために、きわめて大事な点だと思います。過去の二度の大戦をみても、各国がいろんなつながりで、次第に参戦していったことが、惨禍を拡大した根本原因になっています。再び大戦の惨劇をひき起こさないためには、他国にいかなることが起きようと、内政には干渉しない、また、いかなる紛争が起きようと、そのいずれにも加担しないという原則を各国が貫くことこそ大切です」 「完全中立というのは、政治的・外交的姿勢だけをみれば、たしかに消極的なようですが、平和にとっては、それが積極的な意味をもつし、より本源的には、対立・抗争の底流をつくりだしている思想・イデオロギーの対決を解消する、より高次元の思想の輸出が、平和を築く大きい力となっていくわけですね」 「C・カレルギー伯との対話」 Tweet