投稿者:平和の弾丸   投稿日:2015年 8月13日(木)14時18分12秒     通報
ユゴーの師子吼
〝権力者よ、我ら民衆を何だと思っているのか!!〟

民衆よ、「口うるさく」あり給え!!

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1、民主主義が発達するには、何が必要か?

権力者に対して、絶対に黙っていないことである。いつも、うるさく攻撃し続けていくことである。それでこそ、権力者も悪いことがしにくくなる。

「権力者よ、我々を何だと思っているのか!」

このユゴーの叫びは、ラテンアメリカをはじめ、世界各地で「植民地支配からの独立運動」にも大きな勇気を与えたのである。

1、悪人に対しては、強く出ることである。

悪人は善人をなめてかかっている。バカにしている。だから嘘をつくのも平気である。

ゆえに、だまされないよう、善人は悪人より賢明でなければならない。

悪人には厳然たる態度で臨まなければならない。

甘い顔を見せれば、その分、つけ上がるからである。福沢諭吉は、日本人の国民性について「こちらが下手に出ると、なめてかかって威張り、こちらが強く出ると、とたんに丁寧になる」という不誠実を指摘している。

(諭吉が道行く人に、武士のように横柄に道を尋ねると丁寧に教えてくれ、町人の言葉でへりくだって尋ねると相手は、威張ってあいさつもしない実例を通して、「先方の人を見て自分の身を伸び縮みするようなことではしようがない」(『福翁自伝』潮文庫)と嘆いた〉(つづく)