投稿者:ジョーカー   投稿日:2015年 6月22日(月)13時28分6秒     通報
「敵は内部だよ」という戸田先生の言葉には、甚深無量の意味が込められていますね。「敵は宗門だよ」とは言われていない。しかも戸田先生に質問したのが、滝本欣也であるところにも大きな意味があると思います。もっと言うのであれば「敵はお前自身だ」と言ったところでしょうか。師に敵対し、反逆する人間が、最高幹部の中から現れることを予期していたと推察できます。

然るべき立場の人間の一念が、「波風を立てたくない」では、内部の敵と戦うことはできません。悪と戦えない一念自体が罪であることを知らねばなりません。「力なき正義は悪に等しい」という厳しさがあってこそ、学会も護られます。戦えない幹部は、結果的に魔王を増長させてしまうことになるので、邪魔になります。そのことに一人ひとりが気づいていかなければなりません。

気づくためには、虹と創価家族様が仰るように、「先生を基準に自分で考える」ということが大事になると考えます。まさに宿坊の掲示板の役割も、「考えるきっかけ」の提供であります。ですので、何度も確認しておきますが、投稿文は指導でも教授でもなく、あくまでも一意見、一考察であり、それ以上でもそれ以下でもありません。私の投稿文も例外なく、数ある論の内の一つでしかなく、指導を受けたいのであれば、学会の組織で受けていただければと思います。その上で、「自分で考える」という作業をしていただきたいのです。

戦いとは一歩一歩であり、虹と創価家族様の「歩」の前進こそが王道です。そして一度や二度、訴えかけても容易に人は考えを変えるものではありません。何度も何度も繰り返さなければ真意を伝えることは難しいですし、粘り強さが必要です。誤解や偏見もあり、主張も曲解されていきます。どんなに言を尽くし、心を尽くしても、先入観を打ち破ることは困難なのです。それが凡夫の世界、人間の世界といったところではないでしょうか。
あえてその道を突き進むところに、人間革命も、沢山の気づきもあります。

一人が百歩前進するよりも、百人が一歩前進するほうが価値があります。着実なる一歩が歴史を変えていきます。百歩は無理があり、続きませんし、続かなければ変わりません。継続は力なりとはよく言ったものです。どんな人にも、自分にしかできない、踏み出せない一歩があります。その一歩の中に無限の可能性が含まれているのです。